第一章(9)
摩訶般若波羅蜜多心経
「般若」もサンスクリットの音読み当て字だ。
ワシには正確な音読みが出来ない
不正確な音読みも自慢じゃないが出来ない。
意味は「宇宙からの智恵」という感じかな。
宇宙でも神でも仏でもいいけど、人間の智恵じゃない。
人の智恵もある。
動物の智恵もある。
だが、宇宙とか自然とか神とかの智恵とは別次元だ。
生物の智恵は生きていく事から発生したものだ。
生物中心や自分中心だから、偏った智恵だ。
悪いわけじゃないが、規模が小さい智恵だ。
般若は全ての存在に共通し、調和を促す智恵だ。
この世とあの世を含めた共通智恵のようなものだ。
共通だから、誰の中にもある。
どんな存在の中にもある。
生物だけじゃなく、非生物や非物質にもある。
だから使うには「冥想」という方法なのだ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)