第二章(1)
観自在菩薩行深 般若波羅蜜多時
いよいよ本文だ。
最初に出てくるのが観音様。
通称カンちゃん・・・。
女性のイメージが強いがオナゴじゃない。
といって、ニューハーフでもない。
カンちゃんは人間じゃない。
というか・・・姿が無いのだ。
その事をゲンちゃんは心経で示した。
通常は観世音菩薩という。
「観」は見えないモノを「観る」意味だ。
世(この世とあの世)の音(震動・波動)を観る。
あらゆるモノと動き、働きを観抜く存在。
略して観音様。
ところがゲンちゃんは観自在菩薩と書いた。
人間は進化して菩薩になる(らしい)。
だが菩薩と付いてるが、観世音菩薩は別なモノだ。
観世音をイメージしやすいように、菩薩に例えたのだ。
それが広まってしまった。
そこを混同しないように示した。
当時から混同し、混同を教える人達もいたのだろう。
未だに観音様という擬人化を本気で教える人達が多い。
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