カルテ番号 ゆ・1(16)
簡単な記入をして、マットに仰向けになった。
まず肝臓に手を触れた。
10秒ほど触れただけだった。
次に内臓のアチコチを触れていった。
一所に5秒程度だった。
服の上から僅かの秒数で触れられただけだが・・・温かい。
温かいというよりも、すこし熱いに近い。
「私の感覚では、大丈夫のようです。
肝臓にも、他の箇所にも癌の氣は感じません。
他に転移しているとは思われません。
手術の影響も小さいようです。
とても腕の良いドクターだったのでしょうね」
院長が笑顔で言った。
確かに、評価は日本一の肝臓癌のドクターといわれていた。
「そんな僅か触っただけで、判るのですか?」
「私としては判断できますが、証明はできません。
証明は、あと半年後以降に病院で検査して下さい。
病院が太鼓判を押してくれます」
弓削も思った。
証明はできないが、この院長の言葉は正しい。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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