水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・972」

2016-07-13 21:41:33 | Weblog



カルテ番号 ゆ・1(25)

冷静な考えだと思う。
研究者も自分を離れて、冷静でなくては対象が見えない。
思い込みは、二流、三流なのだ。
「何故生きているのか、はわかりません。
ですが、生きて何をするのか、はわかります。
生命を観れば、わかります。
何をするか?
生きとし、生きる。
最後まで、生き切るように生きる、ですね。

生きる為に備わっている生命が中心、核でもあるからです。
人間は人社会で暮らしていますから、社会を意識します。
何の為に生きるか、という質問に社会や国や人間を意識します。
社会の為、国の為、人の為・・・
もっと大きく、冷静になって考えれば、それらは間違いと気づきます。
生きる為に、生きているのです。
だから、病からの回復に意味があるのです」

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)

(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログで書いた「迷説般若心経」  「迷説恋愛論」  「迷説幸福論」
誰か出版してくれぇ~
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
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「風間陽水の依頼簿(カルテ)・971」

2016-07-13 09:33:32 | Weblog



カルテ番号 ゆ・1(24)

人間と微生物は違う。
何故なら、人間は思考できる、想像ができる。
多くの人はそう思うだろう。
学校でも、同じように教わった。
だが、弓削は研究者だった。
研究者はそれまでの人間の思考が不完全だと証明する事でもある。
院長の言葉は弓削には通じていた。

「微生物の性質や行動は解明できます。
もちろん、まだ知られてない部分もあるでしょう。
でも、何故存在しているのかは・・・答えられません。
人間が微生物の存在さえ答えられないのに、自身の存在など、尚更ですね。
勝手な想像でしかならないわけですね。
それで結構です。
先生の考えを教えて下さい」

院長は少し考えているようだった。
「人は、何故生きているのか?
まず、前提として、その理由が有るのか無いのか?
無いとなると、質問自体が無くなります。
ですから、理由が有る、という仮説からですね。
有るとして、物事は多方面から観る事ができます。
ですが、人は一面からでしか、観る事ができません。
私は私の立場からの観方ですから、たった一面だけです。
いいえ、一面にもならない、一片ですね」

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)

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