ある気功師・125
この二回目、11月の生駒。
印象に強く残った参加者がいる。
車椅子の女性だった。
20歳で交通事故。
首の骨が折れ、誰もが死を予想していた。
医者も同じ意見だった。
だが、生き延びた。
生き延びたが、首で神経は途絶えた。
首から下はピクリとも動かせない。
一生動く事は無いと医者だ断言した。
両親は納得できなかった。
そこから日本中を渡り歩いた。
高齢でやっと産まれた一人娘だった。
精神的にいい話は聞けても、身体は動かなかった。
それでもあきらめず、どこかに治してくれる人を探した。
確かに現代医学の常識として、治る事は無い。
そして、8年が過ぎた。
騙されたと思って、故師匠のところに来たという。
(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
ブログだけなら楽天「水上陽平の独善世界」検索が読みやすい)