ある気功師・136
霊にとって、この氣は光に見えるらしい。
濃い日の光のようなものだ。
温かさ、時には熱さと感じるようだ。
私も第一回の5月では太陽の真ん前にいると思った。
私も霊か・・・
眩しさが明るさに。
灼熱が温かさに。
すると心は穏やかになる。
目が見えるようになる。
行くべき道が見えてくる。
「ありがとうございます」
ほとんど同じ言葉でこの世を離れる。
すると肉体は急速に回復しだす。
その後の彼女は奇跡のように回復する。
その前に、彼女の両親は平身低頭で故師匠にあやまる。
憑りついた霊とはいえ、恩人に向かってこう言ったのだ。
「このクソジジイ、傍によるなぁ」
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