ある気功師・138
真実は一つだ!
よくドラマや漫画のセリフとして使われる。
宗教なども多用する。
だが、理解度により真実は幾つもある。
時には正反対の意味にさえなる。
浅い考えの言葉だ。
まぁ、小学一年生のコナン君らしい・・・
真実は幾つもあるが、事実は一つだ!
私も長い間そう思っていた。
ところが、事実と認識するのは個人の六識。
六識とは仏教用語だが、六根に対応する。
六根とは眼耳鼻舌身の感覚器官と脳(意)。
ちなみに、六根が知覚する対象が六境という。
例えば象がいるとする。
ある意味象がいるという事実は一つかもしれない。
だが、象を認識するのは個人の感覚器官。
眼か耳か鼻か舌か触覚(身)か脳を使う。
そして、その認識を総合して象を判断する。
人により、象の事実が様々になるのだ。
結局、真実も事実もその個人により違う。
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