タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

足元に、気付けばそこに、クロッカス

2012-02-25 | その他

「クロッカス」、背の低いおしゃれな感じの花です。

何故か私には、この花の印象は強く、まだ小学生(1955)だった頃には、既に実家の庭の

角に植てあって、毎年、早春に薄紫色の花を着けていました。

とても背の低い花で、気が付くと、「あ~、今年も咲いているな~」と、思うほどの花ですが、

でも印象強いものがあります。

そんな訳で、スケッチの傍ら、この機会にと、少し調べて見ました。

この花は地中海沿岸等の原産で、花言葉を「貴方を待っています」「私を信じて下さい」

「信頼」「永遠の愛」などとあります。

「クロッカス」の花名の由来については諸説あるようですが、ギリシャ神話からの1つは、

~~青年ヘルメスには美しい婚約者がいて、冬のある日、谷間で遊んでいた二人は、

に天候が変わり強い風が吹いてきたため、急いでソリで帰宅しようとして、婚約者を

にソリに乗せました、そした自分も乗ろうとした時、突然ソリが滑り出し、婚約者だけを

せたまま、谷底に落ちて行きました。

青年は、婚約者を助けようとして、あわてて谷底に降りて行きましたが、谷底には無残

にも、血を流し息絶えた婚約者の姿が横たわっていました。

青年は、必至で生き返らせようと手を尽くしましたが、彼女は永遠に生き返ることはあ

りませんでした。

翌年、青年は婚約者が死んだ谷にやって来ると、そこには可愛らしい花が咲いていま

した。

青年は婚約者の名を取って、この花に「クロッカス」と名付けて、彼女への永遠の愛を

誓いました~~ 、とあります。

花言葉の、「永遠の愛」を謳う逸話です。

その昔、実家の庭先にこの花を植えたのは、果たして父であったのか、あるいは母

あったのか?

今となっては、永遠の謎です。