ブロブの毎日更新も、スケッチや取材、PC作業と意外に忙しく、今朝
も少しでも多くの人に、「何か」を伝えることが出来ればと思いながら
励んでいます。
そんな中、昔懐かしい「黄粉団子を作って見たからお茶にしょう!」と
奥さんが言うので、作業を中断して一息入れました。
団子を食べながら、フッと「こう言うのが幸せなんだろうな~」と思いな
がら、そう言えばこれまでにも何度か、同じ様な場面があった気がしま
す。
昔、コロンビアローズの「幸せはどこに」と言う歌がありましたが、幸せ
は、結局自分の心の中にあるのでしょうか!
ところで、3・11大震災の後、日本人の心にお金や名誉、出世が必ず
しも人生の勝者ではないとの、大きな価値観の変化が生まれきている
様に思います。(それよりも大切なものが有る)
そんな時、まだ記憶に新しいブータン国王の来日のニュースが思い起
こされます。
ブータン王国は、人口70万人ほどの小さな国ですが、国民の97%が
「幸せ」と感じていると言う、驚異的な数値が示された国なのです。
1976年に、国王が非同盟諸国会議で『国の力や進歩を「生産」では
なく、「幸福」で測ろう。 「GNH]は「GNP」よりも大事である。』と提唱
した概念で、この「幸せ哲学」に共感する国が増えてきているそうです。
「GNH]とは(国民総幸福度・量)を言い、あれもこれもと求めるのでは
なく、まさに仏教の教えである「足るを知る」即ち、物質的豊かさだけで
はなく、精神的な豊かさも同時に進歩させて行くことが大切、これで充
分と思える社会をブータン王国は目指しているのです。
日本でも多くの人がその事を感じており、既にそんな時期に至っている
のではないでしょうか。
~今日も良い一日を~