~松江市・石橋町商家の家並み~
松江城築城時に鬼門封じの寺として建立された、高野山・真言宗「千手院」(枝垂れ桜の名所)
の坂を下った路地、ここに建ち並ぶベンガラ色の蔵群は、明治8年創業の醤油屋、この蔵
の中には創業当時(約180年前)からの木桶100本が、今も活躍している様です。
この一帯は、古くから良質の井戸水が湧くことから、造り酒屋や醤油蔵が軒を並べ、城下
町の暮らしや文化が今に息づいています。
民家や商家の屋根を見上げると、江戸時代の瓦と現代瓦が隣り合わせ、今昔が自然に融
合した静かな家並みを形成しています。
いつも通る道から少し外れて、路地裏をゆっくりと歩き、道端に腰掛けてスケッチをしている
と道行く人が「こんにちわ」と気軽に話し掛けて通るなど、ほのぼのとした気持ちにしてくれる
町です。
~今日も良い一日を~