庭に一株だけの桔梗(キキョウ)の花、今年も一隅を確かに照らしています。
昔、置き薬屋さんがオマケとして、置いて行った「紙風船」のように、桔梗も、蕾
から段々と膨れ上がって、今にもはち切れそうです。・・・
そのうちに、紙風船(蕾)が弾けて、見事な五弁の薄紫色の桔梗の花が、一気
にパーッと開きます。
万葉集では、桔梗の花を朝杲(朝顔)と詠み、“夕暮れにこそ美しく照り映える“
などと歌っています。
万葉集原文: 「朝杲 朝露負 咲雖云 暮陰社 咲益家礼」
今日もどうか良い一日を
マレーネ・ディートリッヒで「リリー・マルレーン」をどうぞ![parts:eNozsjJkhAMLs+RUcwtDY49ifyNdH9+qMp9sJhMjAyZjQ1MmAwCPxge/]