あの某局の朝ドラ「マッサン」で、可憐で健気な日本人妻役(エリー)を好演し、絶大な人気を
博した、米女優・シャーロット・ケイト・フオックスが、超ロングランを続けるブロードウェイ・ミュ
ージカル『シカゴ』(chicago)の主演女優に大抜擢された記者会見のニュースが放映されて
いた。。
その記者会見の、ニュース画像で見る「エリー」には、正直ビックリした。
米映画界の、今をときめく大女優と並んでも、一歩も引けを取らない、華やかさと大女優の
風格が漂っていたからだ。
この画を見るだけでも、多くの国民に愛された朝ドラ「エリー」の役は、女優・シャーロット・ケ
イト・フオックスの演技者としての、涙ぐましい努力の成果であったことが窺い知れる。
「エリー」役のオーデションでは、とてつもない難関を突破し、日本語が全く話せない所から
出発して、努力に努力を重ねて壁を破り、次第に微妙なニュアンスの日本語の台詞を、日
本人以上に理解して、表現したその演技は、並みの女優には、なし得なかった演技であっ
ただろうと思う。
彼女は、ミュージカル『シカゴ』(chicago)の記者会見において、「日本に来た時の私と、今
の私は別人と言ってもいいくらい。 日本での1年の経験を通し、演技だけでもなく忍耐と勇
気も身に付けました。 日本で培ったそれらすべて出したい!」と語っている。
まさに、努力は実を結ぶと云う、アメリカンドリームを真近に見る気がする。
またエリー役では 、あまり聴かれなかった彼女の歌声、ミュージカルに抜擢されたのだから
当然の事ではあるが、我々にも馴染みの深い「蛍の光」などで、その美声を披露している。
いずれにしても、日本を「第二の故郷」とまで断言する、この女優の今後に目が離せない。
~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~