タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

♪花は、いつも私達に幸せを運んでくれている。♪

2015-04-23 | その他

 

ピンクと白のハナミズキの花が、今日も私を迎え、そして見送ってくれまし

た。

東京での私の掛かり付けの病院(N大付属)の、玄関前の緑の植え込み

に、ちょうど今、ハナミズキの花が、青空に向かって一斉に花びらを、広げ

て咲いています。

6年ほど前、私は一抹の不安を抱えなが、はじめてこの病院に入院しまし

た。

どうしてもマイナス思考に陥りがちな、当時の私の気持を、病院へと続く満

開の桜並木は、「必ず元気になって、この桜を来年も必ず見よう。」と、決意

を固めてくれたものでした。

そして桜の花影を潜って・・・・・・約一月に及ぶ、長い長い闘いの日々が終

わって、嬉しい退院の日、病院の玄関を出てフッと空を見上げると、この優

しいピンク色の、この「ハナミズキの花」が、しっかりと春をつないでいてくれ

ていて、帰郷する私を見送ってくれたものです。 

そんな苦しい経験を、今年も同じ様に繰り返してしまいましたが、奇しくも、

「桜とハナミズキ」の花の季節までが、重なって、私にとって不思議な縁と、

印象深い花となってしまいました。

「たかがそこに咲く花、されどそこに咲く花」、花達は、無言でそっと見守り、

励ましてくれている様な気がしてなりません。

季節季節の花また花は、いつも私達に幸せを運んで来てくれています。

ハナミズキ 一青窈

空を押し上げて
手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい
水際まで来てほしい
つぼみをあげよう
庭のハナミズキ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと
終わりますように
君と好きな人が
百年続きますように

夏は暑過ぎて
僕から気持ちは重すぎて
一緒にわたるには
きっと船が沈んじゃう
どうぞゆきなさい
お先にゆきなさい

僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと
止まりますように
君とすきな人が
百年続きますように

ひらり蝶々を
追いかけて白い帆を揚げて
母の日になれば
ミズキの葉、贈って下さい
待たなくてもいいよ
知らなくてもいいよ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと
終わりますように
君と好きな人が
百年続きますように

僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと
止まりますように
君と好きな人が
百年続きますように
君と好きな人が
百年続きますように

貴方にとって、今日も良い一日であります様に

ハナミズキの花が、出迎え見送ってくれました。