さいたさいたチューリップの花が~
さいたさいた チューリップの花が~
ならんだならんだ 赤 白 黄色
どの花みても きれいだな~
いつも通る散歩道、、、道端の花畑には、色とりどりの花が咲き乱れ、まさ
に春極まれりの感がします。
中でも、真っ赤・真っ黄色・真っ白のチューリップの花の上を、心地よい春
の風が吹き渡って行きます。
こんな空間に身を置くと、自然にこんな歌を口ずさんでしまいます。
この歌は、1930年(S5)、東京都に住むおばあさん(女性の方)の作詞に
よるそうで、
どの花みても きれいだな~
の部分は、 「何事にも良いところが必ずあるものです。 とくに弱いものに
は目をくばりたい。との思いをこめました。」とか、時は第二次世界大戦へ
向けた助走が始まり、不安な世相、そんな時代にあって「みんなの良いとこ
ろを見詰めあおう、と言う気持ちをこの歌に託した。」と言うことです。
誰でも知っている「チューリップ歌」には、こんな思いが込められていたので
すね。
今を盛りに咲き誇る花々には、それぞれに深~い深~い花の歴史と、スト
ーリーが込められているのですね。
~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~
「そよ風と私」~ロバート・マックスウェル楽団