ここのところ、モノクローム画、いわゆる白い画用紙に、黒い鉛筆一つで絵を
描いていますが、描いている時の心の中は無色透明です。
このアレクサンダー大王の石膏像は、私がまだ日本画を始める前だったと
思うのですが? ちょっと記憶が定かでありません。
絵を描くにあたっての基本である、デッサン用にと画材店から買いました。
生憎と現物がなくカタログで注文し、後日自宅に送られてきた像を見て、私
が教科書で見たアレキサンダー大王とは、随分違い、優しそうできりりとし
た顔立ちに、ビックリした記憶があります。
その後、4~5回もデッサンをしたでしょうか。・・・
以来、客間の飾棚で、約40年ほどもインテリアとして飾られています。
今朝、用事があって客間に行った際、目につき急に思い立って「そうだ少し
原点に返って、石膏デッサンもいいのかな~」・・・と持ち出して来て描いて
見た次第です。
これも絵の基本ですから、「デッサンは大切にしなければ。」・・・・・・・・
ことろで、アレキサンダー大王についての知識は、はなはだ乏しく、そこでこ
の際にとばかりに、少し勉強して見ました。
紀元前356年~323年、古代マケドニア(マケドニア旧ユーゴスラビア共和国)の
英雄、王に即位する前に東方遠征によって、空前の大帝国を建設、ヘレニ
ズム時代を開いたアレキサンダー大王。(アレキサンドロスともいう)
前4世紀にギリシャ全土を従えたマケドニア王フィリッポスの子(2世)子とし
て生まれ、アリストテレスを家庭教師として育った。
19歳で王位を継承すると、ギリシャの宿敵で脅威のペルシャ帝国征服の為
に軍を起こす。
天才的なの軍事的才能によって、ペルシャ軍を撃破して小アジアを平定、さ
らにエジプトをも従えた。
前330年には、ペルシャ帝国を滅ぼして、さらにインドまで進んだ。
この東方に発展したギリシャ文化は「ヘレニズム文化」と呼ばれ、インドを
経て中国や日本にも影響を及ぼした。
アレキサンダーに指揮されたマケドニア軍は、当時世界最強の軍隊であり
、彼は有能な戦術家である一方、戦士としても抜きん出ていた様である。
(ニューワイド百科事典から抜粋)
ちなみに「アレキサンダー大王」は、32歳と言う若さで没したとされている。
~今日も良い一日であります様に~
思い出のソレンツァラエンリコ・マシアス