この絵は、今から約20年ほど前、私が良く出入りしていた、画材店の社長
が主催し、また彼からの勧めもあって、「裸婦デッサン教室」に参加した際
に描いた絵です。
裸婦デッサンも基本的な絵の勉強なのだが、こんな片田舎では、当時なか
なか参加する機会に恵まれず、結局、これまでにほんの数回参加し、描い
た程度である。
やはり人物を描く時は、着物を取り払い一糸まとわぬ、裸婦の基本が出来
ていなくては、人物が不自然になってしまう。
草花には、葉や花の付き方の法則があり、また人間には基本になる骨格
がある。
『裸婦』と言えば身体の線、いわゆる「曲線美」であり、まさに神が創造した
もので、神秘的な魅力がある。
それにしても美しい。
あれもこれも、まだまだ「原点返り」の必要がありそうである。
~良い一日であります様に~
「渚のアデリーヌリ」チャード・クレーダーマン