今日は、ジェームス・ディーンの、『理由なき反抗』を観ました。
「エデンの東」「ジャイアンツ」と並んで、この「理由なき反抗」は、彼の代表
作で、いずれも1955年に制作されており、この映画の撮影後、24歳という
若さで交通事故により、突如急逝しています。
この三作は、いずれもジェームス・ディーンの代表作と言っていいでしょう。
映画「ジャイアンツ」の中では、青年期から老年までの幅広い年代を、真迫
の演技で演じ分けており、「永遠の大スター」の片鱗が垣間見られる秀作だ
と思います。
1955年と言えば、グレン・フォードの「暴力教室」、マーロン・ブランドの「波
止場」等の名画が制作されています。
ちなみに、マーロン・ブランドとジェームス・ディーンは、あのアクターズ・スタ
ジオの同期だそうですから、ビックリです。(最も、ジェームス・ディーンは今
年は84歳になるはずですから・・・)
『理由なき反抗』では、1950年代の若者の「鬱屈や反抗」をストレートに表
現しており、同時代の若者の多くは彼をモデルにする等、若者の圧倒的支
持を受けました。
主演スターになって、約半年余りという短いキャリアで、人気が出た矢先の
突然の死、そうしたドラマチックな人生は、彼を時代を超えた青春のシンボ
ルとし、今も墓前に花を手向ける若者達の姿が絶えないそうである。
~今日も良い一日を~
ハーレム・ノクターン