今日は日差しが弱くなってたき夕方に掛けて、久し振りに愛犬の散歩を兼ねて、近くの海に向かって見まし
た。
あの漁師町独特の潮の匂い(魚)と、浜の出れば水平線のズーッと向こうまで、何処までも続く広い海が
時々見たくなります。
春の海は、ハマヒルガオやハマナスの沖に、静かに横たわり優しさをたたえた海も好きですが、真夏の喧
騒もどこかに去って、それこそ 今はもう・・・誰もいない海~、静かで、時折海風の吹き抜ける、秋の
海も心和むものがあってわたしは好きです。
春夏秋冬、季節巡りに海は様々な顔を見せ、その移ろいは、人の一生に実によく似ている様な気がしま
す。
もうすぐ秋から冬に向かって、次第に波も激しく高くなって行きますが、今日の海は、打ち寄せる波に戯れる
様に、カモメが無数に飛び交っていて、とても印象的でした。
そんな情景を心に留め、帰宅後少し荒っぽい筆致で描いて見ました。
モメが翔んだ日 (伊藤アキラ作詞:渡部真知子作曲)
ハーバーライトが 朝日にかわる
そのとき一羽の かもめが翔んだ
ひとはどうして 哀しくなると
海を見つめに くるのでしょうか
港の坂道 かけおりるとき
涙も消えると 思うのでしょうか
あなたを今でも 好きですなんて
いったりきたりの くりかえし
季節はずれの 港町
ああ わたしの影だけ
かもめが翔んだ かもめが翔んだ
あなたはひとりで 生きられるのね
この曲は、昭和53年(1978)の曲ですが、今も多くの人に愛され唄われている歌です。
かもめが翔んだ日:渡部真知子