辛く厳しい練習の日々を耐え抜き、「年の瀬」を超え、タッ、タッ、タッ、タッ、タ、箱根路に若人の足音が聞こえて
来る。
駅伝は沿道にあって、選手の息づかいや足音を生で聞き、手に汗握るデッドヒートを直接体感し、沿道から声援
を送るのが一番だろうが・・・それは箱根に行くしかない。(残念ながら少し遠すぎる・・・)
ただ、テレビではレースの全体がパノラマで、区間々々におけるデッドヒートなどが見られるから、これがいい。
我が家では『出雲駅伝』以外は、TVの前で観戦なのだが、毎年『箱根駅伝』で年が明けるのが恒例である。
何と言っても、新春早々に次代を担う若者達がチームの総力を結集し、死力を尽くして「天下の嶮(けん)」を走り抜
ける姿がいい、観るものを爽快な気持ちにしてくれる。
大学駅伝の魅力は、次走者にタスキを託して覇をを競うだけでなく、次代の走者(後輩)にバトンを託す姿に感動す
るのである。
雄たけびあり涙ありである、箱根・東京間:107・5キロの往路・復路には、これまでにも多くのドラマや伝説が生まれ
ている。
果たして今年はこの二日間、どこにどんなドラマが潜んでいるのだろうか。(ワクワクする)
いま復路、第7区間でヒートしているところだ。(昨日の往路では青学が優勝)
箱根駅伝は、正に力を一にして、『事を成し遂げる』と言う言葉がピッタリとくる競技ではあるまいか。
年の初めに、清々しさと何より元気のもらえる『箱根駅伝』である。
私も、何時の日にか、その険しい箱根路の沿道で、選手達の足音を聞き、人が辛い時、苦しいな時、これを耐えて
吐くと言われる、その息づかいを直接体感したいたいものだと思う。
本年の総合優勝は果たして誰の手に・・・
「あけましておめでとうございますワン。」
「今日は沢山お客さんが来ると聞いて、待っているのに・・・来ないな~・・・お父さん一体いつになったら来るの。」
と、ミカ嬢は朝から玄関口へ行ったり来たりで、待ち焦がれています。
レイチャールズ~いとしのエリー