宍道湖岸に広がる田園地帯、私の散歩道コースの一つです。
よりもよってこの厳寒期に、この田んぼ道を歩くのは、七年前に大病を患って以来のこと、より厳しい条件の下
で予定のコースを歩き切ることで得られる達成感と、生き抜くと言うことの実感を得られるから、と言う当時は
悲壮な思いで始めたことでした。
ウォーキング中に言葉を交わす中で、私と同じ様な状況と思いで、歩いている人が意外に多くてビックリしたも
のでした。(今思えば、歩き続ける内に私の中で「死生観」に大きな変化が生まれてきた様に思います。)
それはさて置き、このコースには、雪の残る田園にたくさんの白鳥が飛来して来て、落ち穂を啄んだり、農家の
方が水を張ってくれた田んぼで、伸び伸びと泳ぎ、羽を伸ばし、急降下滑水したりするところが見られ、ひとり
歩いていても退屈することがありません。
今日も、山陰地方独特のどんよりとした冬空に、厚い雪雲が垂れ込め、その僅かな切れ間から、陽の光が射
し、天使の階段が眩いほどに地上を照らしています。
その光景があまりにも美しかったので、車に戻ると常備しているスケッチブックを急ぎ取り出し、スケッチして帰
りました。(2016・1・27)
貴方にとって、今日も良い一日であります様に
「星空のブルース」:ベルト・ケンプフェルト楽団