yamanba's blog

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「小川内の杉」のてっぺんがない!~移植から4年

2020-12-25 19:32:32 | 五ケ山ダム

てっぺんがない!思わず声を上げた。「小川内の杉」は元気に育っているものと思い込み、最近は確認をしていなかった。ところが、昨日(23日)、五ヶ山ダムを視察した際、小川内地区の写真を撮ろうとして、車を「小川内の杉」のそばに止めた時、ふと見上げると、母親杉(一番奥の杉)の先端が切られてなくなっていた。とうとう枯れてしまったのか、、父親杉(真ん中)と子供杉(手前)に異常は見られなかったが、根元を見ると苔も少なくなっていて、元気がないように見えた。

「小川内の杉」は、2016年4月、五ヶ山ダム建設に伴い、水没を回避するために今の場所へ移植された。当時は世紀の巨木移植として注目されていたが、あれから4年、今では話題に上ることもなく、ここを訪れる人も少なくなっている。「小川内の杉」は、移植からおよそ2年で根付いた。その後、台風や豪雨に見舞われながらも順調に育っていた。今年1月に見た時は異常はなかった。4月と9月の五ヶ山ダム視察の際には見ていないので、どういう状況だったか分からない。杉は強いので心配はないと思うが、これからは、時々、来ることにしよう。木は見てあげると元気になるらしいので、、

 

撮影日:2020.12.23

母親杉のてっぺんがない!

 

※「小川内の杉」は幹の根元が3本くっついているので、別名「夫婦杉」とも「親子杉」とも呼ばれています。

 

 

枯れてしまったのかな

 

 こちらは、移植直後(2016年5月)。一番左が母親杉、まだ元気。

 

 

 こちらは、移植後半年(2016年10月)。一番右が母親杉。枯れかけ。

 

 

 こちらは、今年1月。先端あり(枝の陰に)

 

 

大丈夫、また見に来るね

 

 

 



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