昨夜、NHK福岡放送局が陥没時の新たな映像を公開した。映像は陥没事故現場にある立体駐車場(紙与パーキング)の防犯カメラによるもので、大規模陥没までの緊迫した様子が映し出されていた。これを見ると、まさに間一髪だったことがわかる。時間帯が違えばどうなっていたか、想像しただけでもぞっとする。福岡市は、原因が解明されるまで工事を再開しない方針を示しているという。当たり前だろう。
ちなみに本日、福岡市議会の議会改革調査特別委員会を傍聴後、陥没事故の百条委員会設置を議長に申し入れた共産党に現状を尋ねたところ、現在、代表者会議で議論している最中で、まだ結論は出ていないとのことだった。おそらくは自民党などの与党会派が設置に反対しているのではないだろうか。できるだけ早く工事を再開させたい福岡市の意向を汲んで。
大規模陥没事故 当時の新映像(NHK 福岡 NEWS WEB 2016.12.6)
以下、 NHK福岡 NEWS WEBより。
午前5時15分ごろ。路面に亀裂が入り始め、工事関係者の姿が見える。
午前5時25分ごろ。1台の車が外に出ようとしたため、工事関係者などが駆け寄り停止させる。
午前6時22分ごろ。歩道の植え込みの陥没がはじまる。
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午前6時34分ごろ。路面の陥没がはじまる。
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午前7時20分ごろ。大規模陥没発生。
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