最近、新聞を読む時間がない。
確かに家事に時間が取られることもあるだろう。
でも、こうやってパソコンに向かっている時間が長いからかな。
なので1週間分の新聞を土日にまとめ読みなんて、しょっちゅうだ。
だから、随分遅れて気になるニュースを読むことも多い。
◎新宿コマ劇場、12月で閉館
あのコマ劇場が閉館だそうだ。
なんかいつも演歌の大御所がリサイタル(古い?)をやっていて、オバサンたちが群がっているイメージがあるけれど、経営的には大変だったらしい。
コマ劇場というと、いろいろ想い出がある。
劇場の中には2回しか入ったことがないが、その前なら何百回どころか、ヘタしたら数千回以上通り過ぎているだろう。
学生時代からあの辺で呑むことが多かった。
そして社会人になってからは新宿支店に足掛け4年勤務した。
以前の新宿支店は、歌舞伎町の入り口にあったから、仕事でもコマ劇場の前を毎日のように通るし、呑んだり食べたりも歌舞伎町がほとんど。
高田馬場にも4年間勤務した。
だから昔は、新宿は庭のようなもの。
妻と初めてデートしたのも噴水前の喫茶店。
妻の叔父がコマ劇場傍の映画館の支配人をやっていたので、付き合っているころから良く招待券を貰って観に行ったっけ。
中に入ったのは、最初が「北島三郎ショー」
全然興味がなかったが、チケットを貰ったので「仕方がなく」観にいった。
そうしたら、あに図らんや!めちゃくちゃ良かった。
前半は笑いあり人情ありの時代劇、後半は歌謡ショー。
芝居は面白いし、歌は抜群に上手い。
北島三郎は最高のエンタテイナーだった。
2度目は妻と行った「ピーターパン」
妻の妹からチケットをプレゼントされ、観に行った。
これまたミュージカルなんて馬鹿にしていたのに、観てみればとても面白かった。
確かピーターパンは相原優だったかな。
コマ劇場がなくなるということは、あの界隈の雰囲気もすっかり変わってしまう。
地元では歌舞伎町のイメチェンのきっかけにしたいと考えているようだが、まだ具体的にどんな施設になるのかも決まっていないらしい。
いずれにしろ、僕の青春の1ページが切り取られてしまうことは間違いない。
◎島耕作、社長に就任!
ついに社長か。
それほど一生懸命読んでいたわけではないが、課長時代からの付き合いだ。
なんか感慨深いものがある。
会社の同期がどんどん出世して行くのを、脇で見ているような・・・。
仕事もやるが、調子が良くて結構遊び人だったのにね。
そういうヤツが女にもてるし、会社でも偉くなるんだな。
まあ捻くれず、斜に構えず、心から「おめでとう」と言おう。
これかも頑張ってくれたまえ、島クン!
(って、随分島さんのほうが先輩でしょう!?)