10年後のクルマ社会は？

今回のCX-5は、自動車業界の最新テクノロジーを満載している。
追突防止はもちろん、急発進防止、左右斜め後方のクルマのアラーム、センターラインや路肩のはみ出し防止(ハンドルがすっと戻るんです！)
そしてクルーズドコントロールは前方のクルマに追い付くと自動的にスピードを落とし、前が空いたり追い越し車線に移るとまた加速する。
すごいね！もう自動運転の時代は目の前まで来ている。多分クルマ側のテクノロジーはもうほぼ完成。僕たちが子供の頃にアニメで見た、運転手がいなくても勝手にクルマが走る世界はもうすぐだ。
そうなると事故も激減？
我が保険業界は、10年後どうなっているんだろう…。

CX-5 ロードインプレッション

そもそも今回の会津行きは新車の試運転&慣らしが目的。2日で約400km走ってどうだったのか？
僕的には90点！まぁ欲しくて買った車なんだから、今から70点や80点じゃ困るけど…。

まずは良いところ…
それなりにパワフルで、かつスムーズで静粛性も高い。低速トルクはディーゼルに及ばないので、70～80km/hで巡航中にぐっと加速するときの力強さはあまりないが、少しく多めにアクセルを踏めば、シフトダウンとともに軽快に加速する。
2500ccといっても4気筒なので、直6やV6みたいな重厚感はない。でも逆にこの軽さは6気筒にはない。燃費とか気にせずグイグイアクセルを踏み込めば相当軽快に走り回るだろう。
乗りごこちもなかなか良い。225/55のタイヤとサスペンションの相性が良いのか、吾妻スカイラインのワインディングロードを登り下りしてもあまりロールしなかった。最もそんなにスピード出してませんけど。レザーシートはどうしてもお尻が滑るし、柔らかい感じがするが、それなり体をフォールドしてくれて、腰に負担もなく疲れなかった。
少しハンドリングが軽いかな？一度この車が納車になって運転して、その後ゴルフを引き取りに持って行ったけど、ゴルフのハンドルが重く感じた。でも慣れるとそれなりに節度はあって、フニャフニャじゃないので問題なし。
尚、いろいろ考えて4WDにしたけど、その効果は冬にならないと分かりません。

マイナス10点はなに？
うーん、やっぱり燃費かなぁ。今回400km走った。市街地と高速と吾妻スカイラインのワインディングロード。で、平均燃費が9.5km/l…、まぁ2500ccのガソリンエンジンならこんなものかとも思うが、前に乗っていたスカイライン(V6・2500)もこんなものだったので、マツダ自慢のスカイアクティブエンジンなら10km/l以上は走ってほしい。
でもそこは分かってディーゼルにしなかったのだから。同じグレードなら、ディーゼルは30万円以上高い。その差額を燃料代で計算すると、7万7千キロ走らないと元は取れないという。僕みたいに年間5千キロぐらいしか走らないドライバーは15年かかるということ。環境問題を別とすれば、ガソリンエンジンの燃費が悪くても経済的には影響ないということだ。
相対的にとても良い買い物をしました！