♫本日は林家三三独演会。
合唱だ、映画だ、落語だと、よくまぁ毎日遊び歩いていると思ってるでしょ。でも今回の三三さんは、元々3/25だったのが地震で順延になったものだし、とにかくじっとしていられない性格なので、一日家でゴロゴロなんてとても出来ない。
健康寿命はあと10年、やりたいことはまだまだたくさんあるんだもの。
で、柳家三三さん、前座なしのまさに独演会だった。うーむ、47歳で中堅ではあるが良いねぇ。脂が乗って来て、ますます楽しみだ。
今日は、猛暑の昼間に新宿末廣亭と池袋演芸場を掛け持ちして、夕方から仙台に駆けつけたので、疲れてやる気がない、という話を枕として面白おかしく語り、「しの字嫌い」に突入。
2つめの「青菜」は、左官屋の親方の酒の呑みっぷりが上手い。如何にも美味しそうに盃を呑み干す(仕草を見せる)。いますぐ日本酒が呑みたくなった。
休憩を挟んで、何をやるのかなと思ったら、おおー、人情噺の大ネタ「文七元結」を持ってきたぞ。
猛暑日で梅雨も明けようという時期に冬の話?と思ったが、大晦日近い本所吾妻橋を、長兵衛が女ものの着物一枚で首を竦めて渡っていくところなどは、如何にも寒々として暑さを忘れる。わざと持ってきたんだろうな。
良いねぇ〜。人情噺とはいえ、あまり深刻にしんみりさせずに、わりとサラリとした「文七元結」だった。これからも継続して聴きに行きたい噺家さんだ。
♫独演会終了後は、いつもの通りアフター感想討論会。今日は人数も多いし、遅い時間からだったので、イタリアン居酒屋Vinoにて。
我がダイニングルーム2号室の親方の弟さんのお店だ。実はVinoのマスターも息子さんも落語好き…。
こちらはリーズナブルにイタリアンが楽しめるので、前は時々伺っていたけれど、今回はコロナ禍以来3年ぶりぐらいか。
予約時に遅い時間になると伝えておいたので、アンティパストとサラダは前以て用意してくれていた。このレバーペースト、レバーワイン煮、サーモンオイル漬けなどは定番だけど、とても美味しい。
牛の頬肉煮込みにはチリの赤。ワインの味には全く詳しくないけど、スペインとかチリのワインは美味しい(ような気がする😀)。微発泡の白も良かったよ。
良き落語仲間たち(=呑み仲間たち)。また古典の名人芸を聴いて、楽しく語り合いましょう!
(因みに、ボクが大きく見えるのは単に遠近法の影響です😆)