呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

TV「東京タワー」~オカンとボクと、時々オトン

2006-11-19 | 映画(DVD)の話
♪それなりに良かったが・・・

大ベストセラー、「東京タワー・オカンとボクと、時々オトン」のテレビドラマ。
随分話題になっていたけど、例の「極楽トンボ山本事件」で、放映が相当延期された。
楽しみにしていたので、一生懸命(?)観たよ。

う~~ん、それなりに上手くテレビドラマ化されていたとは思う。
でもなぁ・・・、やっぱり所詮映像は文字には勝てないのだろうか!?
本を読まずにドラマとしてテレビを観た人は、それなりの感動が得られたんだろう。
でも原作を読んでからだと、やっぱりディティールを省略し過ぎだなぁ。
連続ドラマなら別だろうけど、2時間の枠に入れるためには省略も仕方がないか。

「ボク」が、高校から一人暮らしをしてオカンに苦労をかけたところや
東京に出てきてからもいかにオカンに心配をかけ、オカンの世話になったかが
いまいち描かれ切れていないな。
それと「ボク」が、どん底から少しずつ這い上がって、漸く食えるようになって
オカンを東京に呼び寄せるところも、もっっと描いて欲しかった。

この小説はなんでこんなに売れたのか、なんで読者に感動を与えたのか・・・?
多分読者の多くが、親元から離れて一人暮らしをして
「ボク」と同様に親に心配をかけ、親に援助を貰い
そのことにある種の後ろめたさと、心からの感謝を感じているからだと思う。
一人暮らしをしたことのない親同居組も、その感謝の気持ちは同様かも知れない。
そこが読者の琴線に触れる部分だけど、テレビでは「端折られた」感が否めない。
文字で表現されれば、読んだ者の想像力がどんどん膨らむが
映像で見せられると、それ以上の感動はなかなか広がらない。
映像化って、ホントに難しいね!

「ボク」の彼女に広末を持ってきたのはいいけど
その彼女が東京タワーで働いている・・・。
ちょっと安易だよなぁ~、その辺がテレビドラマの浅はかさだ!
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お酒・二題

2006-11-19 | 食べ物・お酒の話
♪目黒「風音」

旧友(「バルトの楽園」以来、この言葉が気に入っている・・・)のYが
「風音」のマスターに届けたい酒があるので、付き合って欲しいとのこと。
呑兵衛の父さんとしては、吝かではないぞ。
でもそう言っておきながら、Yは「月、火しか空いてないんだよね」・・・。
別にあなたに合わせるのも、吝かではありませんが・・・。
更に「絶対に軽くね!」だと・・・。
別にいつも父さんが重くしている訳ではないぞ。

で、父さんが「風音」に着いたのが9時半、Yが来たのは10時だ。
この時間からで軽くったって、それなりの時間になっちゃうでしょう!?
Yが持参したのは、茨城は大洗の「月の井」。
マスターは「呑んだことないけど、冷やしておいて後からみんなで呑もう!」
結局、お持たせの「月の井」の味見をしたのが1時ぐらい。
店を出たのは1時半だ・・・。
誰だよ、「軽くね」なんて言ってたの。決して長引かせていないよ!
まあ久しぶりにいい酒を呑んで、満足してタクシーで帰りました・・・。
呑み代はたいしたことないが、タクシー代は高かった・・・。

PS)肝心の「月の井」の味とかは、また別の機会に・・・


♪足を切って縫ったというのに・・・



八王子での仕事を終えて、メンバーと立川で呑んだ。
11時過ぎにはお開きとして、南武線で帰ろうと駅に向かった。
「あぁ~、終電かぁ~、今から帰ると12時半過ぎだなぁ・・・」
「明日も八王子だしなぁ~、立川に泊まれば明日すごく楽だなぁ~」
結局誘惑に負けて勝手知ったる立川のカプセルに泊まってしまった。

いや、決して呑みすぎたわけじゃありませんよ。
そのままカプセルに行って、風呂入って12時には寝ちゃったんですから。
たっぷり寝て、朝に上段のカプセルからハシゴを伝って降りる時に
腕力が体重に負けて足を踏み外した。
「痛ってぇ~」と洗面所まで歩いてきたら、なんか足がおかしい・・・。
見下ろすと、足が血だらけだぁ!!
右足薬指の内側がぱっくり切れて血が流れている!
結構の量で、歩いてきたところに点々と血痕がついている。
大して痛くもないんだけど、血がなかなか止まらなかった。
ホテルの従業員にガーゼを貰って止血して、近所の総合病院まで行ったよ。

ドクターは「またややっこしいところを切ったねぇ~、取り敢えず縫わないと・・・」
薬局の薬剤師が「抗生物質とお酒は一緒に摂らないでくださいね!
ひどい頭痛になる場合があります」(えぇ~?)
「そう言うと、薬を飲まずに酒を呑む人がいるけど、ダメですよ!」(ギクッ!)

遅刻して八王子に行き、仕事が終わったのが7時過ぎ。
他のメンバーは呑みに行くそうだ。
でもA課長が、「今日は止めた方がいいですよ、縫ったんでしょう!」・・・。
そりゃそうだよな。でも今までも抗生物質と酒って一緒に呑んだことあるよなぁ。

みんなと別れて駅のホームに降りてきた。
そこへ「特急かいじ」が入線。
これに乗れば新宿はすぐじゃないか!目黒にも近いぞ!どうする?乗るか??
その後どうしたかは、ご想像にお任せします・・・。
でも父さん、今日も傷も痛まず元気であります!!
コメント (2)
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