呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

仙台行 その1~友、遠方より参集す!

2006-11-06 | 徒然なるままに
♪いざ仙台へ

最初は福島に転勤になったSのところへ行こうという話しだった。
でも「浜通りには何もないよ」ということで、仙台に集合となった。
もとより父さんに異論のある筈もない。
(というか、そっちに話しを誘導した感あり・・・)

こちらからは、神奈川のOとK、そして父さん。
そして福島からSが、それになんと札幌のTも参加してくれた。
1日目はSとTが、それぞれ家で所用があるというので
父さんは「両手に姥桜(注)」状態であります。
途中で紅葉狩りがてら日帰り温泉に寄ろうと言うことで、車で出発した。

ところが世の中は三連休、考えが甘かった。
もう浦和から渋滞は40Kmだ。全然進まないよ。
それに日帰り温泉は、普通は3時までしか入れないことを忘れていた・・・。
結局紅葉は堪能できたものの、温泉は入れず残念!

さて、仙台の一夜目は、国分町は稲荷小路の「いわしや別館」へ。
実は別な店に行こうと考えていたんだけれど
予約していなかったので、混んでいて入れなかった。
仕方がないから手当たり次第、美味しそうな店を覗いたが、どこも満席・・・。
漸く4~5店目に、この「いわしや」に入れた。
結構空いていたので、大丈夫かいなぁ~と思ったが、これが大当たり!
カワハギのお造り、サンマ刺にホッキ刺、いわしの南蛮漬け
サンマの肝を焼いたもの、海鮮サラダ etc etc・・・どれも美味かった!
それに日本酒は宮城の「日高見」に「綿屋」と、東京では普段あまりお目にかかれないものだ。
すっかり1日目から仙台の夜を堪能した。
でも「いわしや」は、結構高かったな。
後から聞いたら、やっぱり高級らしい。まあ仕方がないべやっ!

二次会は、たまたま仙台に帰省し、支店の仲間と呑んでいたKっつぁんと合流!
風邪ひきのKはホテルに帰って参加できなかったが
O共々仙台支店の連中とカラオケ三昧でありました。
楽しかったねぇ!!

注)「姥桜」=娘盛りが過ぎてもなお美しさが残る年増。(広辞苑)
なお、江戸時代は20歳を過ぎると「年増」。20代後半が中年増。
30歳を過ぎると「大年増」・・・OとKは??
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呑む気父さんの読書感想文・その32 「地下鉄に乗って」

2006-11-06 | 本の話
地下鉄(メトロ)に乗って

講談社

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♪「地下鉄(メトロ)に乗って」浅田次郎著 講談社文庫

このところ映画の原作小説を続けて読んでいる。
映画の予告を見て興味を引かれて、というパターンが多い。
しかし実は浅田次郎の小説は、あまり読んでいないし、それほど好きでもない。
どうもタイムスリップとか、死んだはずの誰々が出てきて・・・みたいな話しが多く
だからどうした?という時が結構あるんだな。
でもこの話しは地下鉄と父親がテーマなので、ぜひ読んでみたくなった。

主人公は父親の威圧と暴力に苦しめられ、今は絶縁状態。
決して父親を許すことが出来ない。
しかしある日地下鉄からタイムスリップし
父親の若き日の希望や悩みや頑張りを目の当たりにする・・・。

そういえば自分の父親が、若い頃どんなことをやっていたのか
何を考え、悩み、どんな希望を抱えて生きてきたのか、何にも知らない。
自分も社会人となり、父親となり、そして50になった。
それぞれの人生の節目のときに、親父はどうなことを考えながら過ごしてきたんだろ。
そんなことを聞くこともなくここまで来た。
聞いてみたいが、やっぱり照れくさい。
どこの父子もそんなものか。
ウチの息子達もそんなことを考える日が来るんだろうか。
自分はいつか話してやりたいと、ちょっとは思う。
コメント (2)
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