ふろしき王子のブログ◎
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1,2ヶ月くらい前、紙袋に大荷物を入れて
持ちづらそうな友達に、
いちまいの小風呂敷(バンダナ)を組み合わせて
持ちやすくする実演をし、そのまま風呂敷を貸していた。

昨日その友達と逢い、僕は半分忘れていたが
小風呂敷を返しに持ってきてくれて、
その中には栗がごろごろと包んであった。
うれしい。

上野駅のガード下の甘栗屋には
元モダンチョキチョキズの濱田マリさんの
サインがあって、色紙では甘栗を
「主食」と云っているが

僕も、無人島にお米か栗かと問われれば
迷うほど栗は好きで、思い入れも大きい。

勝手な決めつけで、縄文VS弥生は
栗とハマグリ VS 米と生卵
そんな二種の日本人が僕に同居する。

さて、いただいた栗で
染めの実験をしました。

むいた栗皮と麻の小風呂敷を鍋で煮る
→ごくごく薄い茶

渋皮付きの栗を麻の小風呂敷でくるみ、セイロで蒸す
→栗が触れた所が特に色づく。薄い赤茶色だが、煮るよりも濃い。

この季節、同じ布で渋皮付きの栗を
何度か蒸せば、重なって濃く、趣深くなるでしょう。

茶色って、一見地味に感じるかもしれないけど
その茶色の持つ雰囲氣を
その人の全体的な雰囲氣にしてしまう力がある。
クールな茶色があればその人もカッコよく見え、
穏やかな風の茶色だと、その人も優しく見える。

藍色は、全体感というよりも
藍と肌が補色(反対色)で
互いの色を美しく引き立てる。

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移動中にブログを書くことが割と多いです。
今日も、ちと荷物を取りに浅草の実家へ。
お店で製菓用のゴムベラを、
染料屋で藍染の材料を買った。

明日からいよいよ、重曹を使った
藍の発酵建てを試してみます。
普通のやり方ではないので結果は未知数ですが
やってみなきゃあ分かりません。
藍の神さまから、
地球の仕組みを学べたらと思います。

祖母から、お土産に
とうもろこしをもらいました。
いつでも下駄でマイペースの僕は
たくさんの人に支えられている。

捨てる神あれば拾う神ありで、
夏じゅう履いて歯が薄くなり
朽ちかけたような僕の下駄を、
カメラで接写する女性もいる。

ラジオで聴いたという男性から
風呂敷を教えてほしいとの連絡があり、
今度出張することになりました。
お客さま1人でも参ります。

1人の場合は、風呂敷講習約2時間で
3000円+交通費(東京近郊)です。
人数が増える場合は
すこし割引となります。

少人数も、内容が濃くなりやすくておすすめです。

最近は、お弁当も包める(正方形に近い)ランチョンマットを
作ってました。
大アサ100%のしっかり生地に
自ら本藍染めしたものです。
モニタ価格・1枚1500円で販売しているので
興味ある方は連絡ください。
isamix@gmail.com

収穫の秋祭りの季節、
にぎやかに人々に逢いたくなってきました。

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