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18時を過ぎると、急に外が暗くなる。
そんな秋めく頃

奥さんがせっせと皮むきした栗を
水とみりんと塩で甘く煮たのが
大変美味しい。
甘栗よりもほこほこしているし、
大きいのがまた吉。

たくさん作って冷凍しておきたいが、
きっとあっという間に食べてしまうだろう。
「B型ですから・・・」保存が苦手。

今日はうちで友達と藍染。
母親世代の元氣な女性2人が、
黒めのストールと
白い絹のはぎれを染めました。
僕も、合間にシュシュと風呂敷と
ブローチを染めた。

昨日書いていた、藍がめの底に沈めるざるは、
喜ばしいことに
参加者の1人が持参し寄付してくれました。
お蔭でつつがなく作業ができた。
黒いストールに青が重なったらどんな感じだろう。
乾かないと本当の色が分からない。
白い絹は輪ゴムで絞り染めて、
稲妻のような輝かしい模様ができた。

最後に、沈めたざるを上げたら
黄色い竹も藍に染まって青緑色。

藍染めも、風呂敷と同じく
シンプル故に非常に奥深い。
もっともっと、きれいな色を目指して
今後も藍のある生活を続けて参ります。

参加者の1人ミクママさんが
ご自身のブログに載せていらっしゃいます。

→こちらのページ

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最近、ザルを探していた。
竹を編んだざるで、うどんを乗せるような浅めのもの。

使い途は、藍染のカメの底にしずめ、
中の藍の葉が舞い上がらないようにするのだが

近所のホームセンターにはプラスチクスの物しか無く、
金物屋にも無く、商店街にも雑貨屋、荒物屋がない。
ごくありふれた、たった1枚のざるだに
街に売っていないのはちょいと残念。

そこで、故郷浅草の合羽橋ならば
竹製品の専門店もあるし、必ず得られそう。
今日(15日)に都心の用事ついでに行こうと思ってた。

その前に、午前中に近所の農家で
旬の栗を買った。江戸時代の建物です。
竹ざるを探してる話をしたら、なんと
使ってないからと、1枚の古めいたざるをくださった。
胸のポケットからメジャーを出して測ると
直径が30cm近くあり、ちょっと大きい。
それでも立派なもので、用途はいくらもあるから
歓んで頂戴した。

少しほこりをかぶった感じだったのを
家で水とタワシで洗って乾すと、
弾力、コシがありほどよく飴色に熟していて
大変素適なざるだ。
是非とも今後活用したい。



一方、カメに沈めるざるは
結局今日は浅草まで行かれずに買えなかった。
明日自宅に友達が来て藍染するので、
ざるの代わりに、アサの蚊帳の生地で作った
風呂敷をはめて沈め、藍の葉が
舞い上がらないようにする予定。

伊豆長岡の、順天堂病院の向かいの家で
竹ざるを編んでいるおじいさまがいらっしゃる。
今も健在かな。名人。素晴らしい品だが
直売で値段が手頃。
今度行ったら、あるだけ買いたいと思ってる。
大きなアロエの繁れる家です。



麦わら帽子は活躍中で、
爪もまだ青い。

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