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午前中に砂のような雪が降ってきた、寒かった今日は
午後いちに飯田橋で打ち合わせをした後、新宿で下車し
オカダヤで風呂敷用の生地を見ていた。

結べれば何でも風呂敷にはなるけれど、
日日是風呂敷たる僕の指はなかなか選択基準が厳しい。
1.すうっと目にとまる
2.厚みと強度がどの風呂敷サイズに適しているか
3.そのサイズに、柄の細かさが合っているか
4.触り心地が素的で、滑りやすくないか
5.色や柄、素材感など全体的に魅力的であること

それと、
6.プリントよりも先染めで、両面に柄が出ているほうがよい
7.色落ちするものは避けたい。インディゴ(化学藍)は落ちる。
 本藍100%は色落ちはしても初めだけで他に移らず、
 色自体も沈みがなく美しい
8.丈夫さと乾きやすさにおいて、綿より麻(リネンやタイマ)が優れる
やはり綿麻混紡よりも麻100が雰囲氣よいが、麻同士(リネンとラミーなど)は佳い

そんな理想でいるものだから、雨の中行っても
結局一枚も買わずに帰る。もちろんすてきな生地色色ありましたが、
運命の出逢いで手が放してくれない布に今回は当たらなかった。
日暮里にユザワヤにオカダヤに、お店によってラインナップも異なるので
今後も織りもの探訪はつづけたい。
骨董市で紺地に真白く抜けた絣(かすり)を探すのも
しあわせなんだよな~♪

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