帰りの電車。混んでて、暑い。けれど心はなかなか晴れている。
明日(木)は自宅で風呂敷講座があり、午前中は縫い物に励みたい。
あさって金曜は、借りることに決まった畑に
さっそく苗を植え種を蒔く。
現在は土だけで草も生えない剥き出しのカラカラなので、
作物を育てるというよりもまず、生命の循環して連鎖する
場づくりに心を向ける。
土の上さ枯れ草と石を置くだけでも、ダニや小虫が発生する。
それらの糞が土の隙間に落ちてくれば、土中に微生物がわくだろう。
土がいつでも発酵していること。
そのためには、適度な有機物が必要となるが、鳥が糞でも
落とせばよい。鳥は種や果実や虫をついばむから、
鳥のための畑にしたらよいか。
自宅で飼っているうさぎの糞も使えるだろう。
ほぼ無臭のため、腐敗ガスが出ていないから生でつかえる。
自然界でも、生の糞や枯れ草が上に重なるのが本来だ。
ただ、うさぎの糞はころころで、地表に置くだけではカラカラに乾いて、
微生物や虫が食べづらい。
一日水に浸したものを突きくずして、枯れ草の下に敷いてみよう。
卵や貝の殻も酸性雨の中和に貢献するだろう。
隠れ場と餌を用意して、まずは虫を集める。
虫が鳥を誘う。
鳥の糞が微生物を呼ぶ。
微生物が土に生命をふきこみ、根がそれを吸収して
葉っぱが育ち、光合成をおこなう。
とにかくいろいろと実験してみよう。
いきものがげんきな環境であれば、当然野菜も健やかに育つ。
自分がカエルだったら住みたいという場をつくろう。
そこに、種をまき、苗を植えたらよいのだ。
野菜の収穫など、二の次三の次。
いのちをとりもどしていこう。
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