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ぽつねんと
取り残されているようで、でも
平成の31年間も変わらずに悠々と流れつづけていた、
線路の隣の空き地の片隅のおがわ。

きっと、ある日ある時までは近くに田んぼがあって、
その前はさらにいっぱい田園が広がっていたのだろう。

あの頃のお姫さまはどこかへ帰省してしまった。でも
おがわは、きょうも今までとちっとも変わらず、
やまぬ敬愛をお水にのせてはこびつづけてる。

姫よ。
貴女が声に出すとも出さずとも、
あのころの思い出を頼りにきょうも私は
悠久の小川として、朝日をはこんでいます。

きっとまたいつか、流れた先が
森と田畑と子どもたちの微笑みで
あふれることをめざして。

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