紙のストローは、使うと濡れてふやけてくる。口あたりやその風味共に、飲みもの自体の 味わいの抵抗になると感じた。 プラスチックのストローは、プラスには ならないが、噛んだりしなければ 味を損なうこともなく、一応はニュートラル。
紙をつかうのは環境のためといわれるが、 本当にそうなのかは分からない。 外国の樹を伐って加工、漂白し、 運搬も含めてたくさんの燃料もつかう。
ストロー自体は大昔から存在する。 それは旧石器時代よりも前からで、 類人猿も使っていただろう。
我が家では、以前は文字通り麦わらの 茎を用いたが、最近はヨシの茎で、 どちらも自宅で育てている。 ストローのためというわけではなく、 そこにあるので、子どもが使いたいときに 都度、節の間をハサミで切ってつくる。
植物の茎で飲むと、不思議と美味しい。 エコのためでも何でもなく、 今無理のないベストチョイスにすぎない。 自分の性格としては、コップに ストローは必要なく、そのまま飲めば よいけれど、嗜好品として豊かとかんじる。
国産の大麦とヨシをもっと栽培し、 大麦は麦ご飯、ヨシはよしずに使って生かし、 残った茎をストローにすれば 低コストで健康的な供給が可能でしょう。
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