友達と3人で、あるイベントへ向かっている。現地で2人合流する。 予約してある台湾のお茶を受けとるが、 その出店ブースでは、ビーガンの ちまきや肉まんもあるそうだ。
電車に揺られていたら、ねむたく なってきた。朝、ご飯にもみわかめ (福井県特産。乾しわかめが ビンに入っている逸品)を混ぜて 食べてから、朝湯でぬくまった後、 電車の涼しめの風に吹かれて。
(約8時間後) イベントで買ったパンやお弁当などを シェアした後、友達宅の雨漏り補修、 植物の植え替え、ドアを静かに閉める 仕組みのメンテなどをお手伝い。
これまでで印象にのこっている食事は、 ・ソース焼き飯 ・妻の焼く、みりん粕入りのクッキー 「みりん棒」 ・学生時代、友達がつくった クリスマスケーキ ・友達とのファミレスデート ・20代前半、友達がつくってくれた、 キムチのごま油炒めを冷やしたおかず ・祖父のつくた、餅の醤油焼きと、 砂糖牛乳にパンを浸すもの ・母のつくった、バナナオムレツ ・幼少期によく飲んだバナナジュース ・母のスコーン ・イカ(臓物入り)ともやしの鍋 ・高校時代に食べ出したインドカレー ・庭で採れたシソ ・祖母のセロリ入り炒飯 ・たまごかけご飯にふりかけ ・長野県の武石村の民宿での焼き鳥 ・中高時代の母の弁当でよくあった、 炒飯とバナナのセット
まだまだありますが、 たべものの思い出に共通するのは、 何らかの物語とセットであること。
手抜き料理、寡黙な老人、味でなく 食感、香り、自分で世話をしたもの、 非日常感、一家団欒、飽きない加減、 ミキサーの音、食べたテーブル、 部屋の暗さ、せっかちな手際、 青春の1ページ、高校生のような鼓動、 不器用でも遊び心、オリジナルレシピ、 シンプルだけどギュゼル。
その食べもので、 思い出す人がいる。 それが無ければ、 どんなに美味しくても忘れるし、 思い出が宝ものであれば、 美味でなくたって かけがえのない味わいとして残る。
考えてるようでいて、 それほどは考えていない。 ほんたうは、いきもの感覚で生きている だけの処に、後から それらしき理由をつけているだけで、 真の答えは、いつもきっと もっとずっとシンプル。 おいしい、かわいい、 うれしい、のように。
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