蓮などの浮葉の植物の上を歩き回り、根や茎などを食べる。水性昆虫も捕食するレンカクと予備知識は持っていたが、冬羽は初めてである。地元N氏にレンカクがいる所を教えてもらい現場へ行った。橋の上から川を見下ろすとスイレンの群生がありここにいる、いたのだと思い時間を置いて二度目覗いてみたら、バンが駆けだして行っただけ。
諦めていたらN氏がこっちだと案内してもらったのは、別の橋のすぐそば、水が張ってある田んぼでその奥に居た。これじゃー地元の人でないと分からない。三度目でやっと出会った。車中に居ると寄ってくるからとN氏はこの場を去った。この田んぼには、コサギ、ダイサギ、アカガシラサギ、クロハラアジサシも水面の上を飛び回っていた。この時は陽も差し、レンカクの長い後頸の黄色の鮮やかさが印象的に残った。近距離で見る足指の長さにも驚きである。
帰って改めて図鑑のページを開いて見た。跗蹠は57ミリメートルとあるが、足指はその倍以上の長さはあるように見えた。特に後趾の爪は非常に長い。水面をハスやスイレンが覆う泥沼に棲み、翼角に角質の突起があるので「連角」と図鑑説明。
スイレンの群生を見てレンカクはここじゃーと思ったが。
虹彩が黄色は第一回の冬羽かも
足指の長さが説明できるシーンを見せてくれた。
夏羽の尾は約30センチとあるが、冬羽は短い。
後頸の黄色というか金色を見せてくれた。
水性昆虫を捕らえた。
黒く丸い種のようなものを銜えた。
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