四 シ・よ・よつ・よっつ・よん 口部
解字 甲骨文字と金文は算木を四本横に並べた形で、「よっつ」を表わす。篆文から四の形となった。四は、口の中の咽(のど)を描いた字で、息をする意。呬キ(息をする)の原字。当時の発音が同じだったため、この字が「よっつ」の意に仮借カシャ(当て字)された。
意味 (1)数の名。よつ(四つ)。よ。よっつ。「四周シシュウ」「四方シホウ」 (2)なんども。「再三再四サイサンサイシ」「四苦八苦シクハック」
イメージ
「よっつ」(四・駟)
「シの音」(泗)
音の変化 シ:四・駟・泗
よっつ
駟 シ 馬部
解字 「馬(うま)+四(よっつ)」の会意形声。四頭立ての馬車をいう。
意味 (1)四頭立ての馬車。速い馬車。「駟馬シバ」(四頭立ての馬車。また、その馬) (2)はやいことの例え。「駟シ隙ゲキを過ぐ」(四頭立ての馬車が通り過ぎるのが隙間から見える。月日が早く過ぎることの例え)
シの音
泗 シ 氵部
解字 「氵(みず)+四(シ)」の形声。シという名の川。
意味 (1)川の名。「泗水シスイ」(山東省を流れ大運河に注ぐ川) (2)はなじる。「涕泗テイシ」(なみだと鼻汁)
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
解字 甲骨文字と金文は算木を四本横に並べた形で、「よっつ」を表わす。篆文から四の形となった。四は、口の中の咽(のど)を描いた字で、息をする意。呬キ(息をする)の原字。当時の発音が同じだったため、この字が「よっつ」の意に仮借カシャ(当て字)された。
意味 (1)数の名。よつ(四つ)。よ。よっつ。「四周シシュウ」「四方シホウ」 (2)なんども。「再三再四サイサンサイシ」「四苦八苦シクハック」
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「よっつ」(四・駟)
「シの音」(泗)
音の変化 シ:四・駟・泗
よっつ
駟 シ 馬部
解字 「馬(うま)+四(よっつ)」の会意形声。四頭立ての馬車をいう。
意味 (1)四頭立ての馬車。速い馬車。「駟馬シバ」(四頭立ての馬車。また、その馬) (2)はやいことの例え。「駟シ隙ゲキを過ぐ」(四頭立ての馬車が通り過ぎるのが隙間から見える。月日が早く過ぎることの例え)
シの音
泗 シ 氵部
解字 「氵(みず)+四(シ)」の形声。シという名の川。
意味 (1)川の名。「泗水シスイ」(山東省を流れ大運河に注ぐ川) (2)はなじる。「涕泗テイシ」(なみだと鼻汁)
<紫色は常用漢字>
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