(苫小牧民報 2010年 2/1)
アイヌ民族博物館(野本勝信理事長)で、アイヌ女性の装飾品「タマサイ」を集めた企画展「タマサイ~連なる形・連なる想い」が始まった。ガラス玉を使ったおしゃれなデザインが、町民の目を引き付けている。
タマサイは、アイヌ語で「玉飾り」の意味。異なる色や大きさのガラス玉にひもを通しつなげたもので、正装の際に首飾りなどとして使われる。また、女性の身を守る宝として、タマサイを母から娘へ代々受け継ぐ風習もある。ガラス玉は本州の和人やヨーロッパ、ロシア、中国から入手したとされ、アイヌ民族の幅広い交易をうかがい知ることもできる。
企画展では、博物館収蔵の約150点を紹介している。黒や水色の美しいガラス玉や、連なりの中央部に木製や金属の飾り板が付いた「シトキ」など、種類の豊富さを楽しむことができる。3月22日まで。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10020101.html
アイヌ民族博物館(野本勝信理事長)で、アイヌ女性の装飾品「タマサイ」を集めた企画展「タマサイ~連なる形・連なる想い」が始まった。ガラス玉を使ったおしゃれなデザインが、町民の目を引き付けている。
タマサイは、アイヌ語で「玉飾り」の意味。異なる色や大きさのガラス玉にひもを通しつなげたもので、正装の際に首飾りなどとして使われる。また、女性の身を守る宝として、タマサイを母から娘へ代々受け継ぐ風習もある。ガラス玉は本州の和人やヨーロッパ、ロシア、中国から入手したとされ、アイヌ民族の幅広い交易をうかがい知ることもできる。
企画展では、博物館収蔵の約150点を紹介している。黒や水色の美しいガラス玉や、連なりの中央部に木製や金属の飾り板が付いた「シトキ」など、種類の豊富さを楽しむことができる。3月22日まで。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10020101.html