先住民族関連ニュース

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インドで少数民族対象に「人間サファリ」、ツアー運営者に逮捕状

2012-01-13 | 先住民族関連
ロイター 2012年 01月 13日 13:11 JST

[ポートブレア(インド) 12日 ロイター] インド当局は12日、同国アンダマン諸島に住む先住民の女性たちが食べ物と引き換えに踊ったり歌ったりさせられている映像が公開された問題で、この「人間サファリ」ツアーの運営者に逮捕状を出した。
この問題は先週、英紙オブザーバーが公開したことで発覚。映像には、警察官が半裸で歌い踊るジャラワ族の女性たちに向かって「私のために踊れ。踊るんだ」などと言っている音声も含まれている。同紙によると、撮影時期は不明だが、記者は最近の現地取材で同様の活動を目撃したという。
地元警察によると、この映像の撮影者を特定しようとしているが、実際にはまだ対策は取られていないという。また、同国のチダムバラム内相は記者団に対し、アンダマン諸島の自治体に早急に撮影者とツアー運営者を逮捕するよう指示したほか、映像を分析した結果、撮影から3―4年経過している可能性があると語った。
インドでは、同諸島に暮らす少数民族のジャラワ族を保護するため、外部との接触を法律で禁止している。それにもかかわらず、人権団体によると、このような「人間サファリ」は長い間、横行しているという。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE80C02O20120113

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アイヌ民族党:基本理念は「権利回復と教育の充実」

2012-01-13 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2012年1月13日 20時41分

 政治団体「アイヌ民族党」結党準備会の萱野志朗代表は13日、北海道庁で記者会見し、アイヌ民族の権利回復や地位向上を目指す党の基本理念と基本政策を公表した。
 基本理念では「アイヌ民族の声が政治に反映されているとは言い難い。国政や地方議会に代表を送り、変革を目指す」との目標を掲げた。基本政策は(1)アイヌ民族の権利回復と教育の充実(2)福祉の充実(3)多文化・多民族共生社会の実現(4)自然の循環の中で持続可能な社会の実現(5)行財政改革の実施--を挙げた。21日に江別市で開催する結党大会で正式決定する。
 同党は昨年末、政治団体の設立届を道に提出した。萱野氏は党員資格について「アイヌに限定しない。在日外国人でもかまわない」と話した。【高山純二】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120114k0000m010066000c.html

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【白老】アイヌ民族の未来考える 21日、道主催のフォーラム

2012-01-13 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 1/13)

 道主催のアイヌフォーラム北海道2012が、21日午後1時から白老町中央公民館で開かれる。入場無料。白老での整備が決まった国家プロジェクト「民族共生の象徴的空間(象徴空間)」への関心を深める狙いがあり、有識者による講話やアイヌ古式舞踊・人形劇のステージなどさまざまな催しが繰り広げられる予定だ。
 同フォーラムは白老で初開催。白老町が共催、札幌法務局、北海道人権擁護委員連合会が協力している。
 札幌市こどもの劇場やまびこ座は、アイヌ神話を題材にした人形劇「アイヌのむかしがたり~ふんだり、けったり、クマ神さま」を上演。北海道大学アイヌ・先住民研究センターの常本照樹、佐々木利和両教授による「アイヌワンポイントセミナー」では、政府のアイヌ政策推進会議で委員を務める2人が、象徴空間整備などアイヌ政策のこれからをテーマに講話する。
 白老町のアイヌ民族博物館は、伝統儀式「カムイノミ」や楽器演奏、アイヌ古式舞踊などを幻想的な演出とともに一連の流れで行う「ポロトコタンの夜」を披露。札幌大学は、アイヌ民族の子弟を奨学生として受け入れ、文化伝承教育に取り組む「ウレシパ・プロジェクト」を紹介。学生が踊りなど日頃の活動成果を発表する。
 問い合わせは道環境生活部アイヌ政策推進室 電話011(231)4111内線24―137まで。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12011301.html

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まるで「人間動物園」、少数民族踊らせ食べ物放る動画に批判殺到 インド

2012-01-13 | 先住民族関連
AFPBB News  2012年01月12日 16:37 発信地:ニューデリー/インド

【1月12日 AFP】インドのアンダマン諸島(Andaman Islands)で非文明的な生活を続ける先住民ジャラワ(Jarawa)人の女性たちが、食べ物と引き換えに観光客相手に踊らされる動画がインターネットで公開され、人権団体などが非難の声を上げている。
 問題の動画は英紙オブザーバー(Observer)が公開したもので、撮影年月日は不明。ジャラワ人の女性たちが、カメラに向かって歌い踊るよう煽られる様子が映っており、中には全裸の女性もいる。女性たちを踊らせるために、現地の警察官に賄賂が渡されたものとみられる。
 V・キショレ・チャンドラ・デオ(V. Kishore Chandra Deo)部族問題相は11日、動画の事実関係に関する調査を指示したことを明らかにした。
 ジャラワ人はアフリカからアジアに移り住んだ初期の集団のひとつと考えられ、アンダマン諸島の熱帯林で非定住生活を送っているが、現存するのは403人だけで、存亡の危機に瀕している。
 インドの法律は、外部文化の影響や病気などから先住民を保護する目的で、外部の人間がジャラワ人を始めアンダマン諸島の先住民の写真を撮ったり、彼らと接触することを禁じている。
 英国を拠点に世界各地で先住民支援を続ける国際団体サバイバル・インターナショナル(Survival International)は、観光客がまるで「人間動物園」のようにジャラワ人の様子を面白がっていると動画を批判。声明で「ジャラワの人たちはサーカスの馬ではない。踊らせて物を与えるなどもってのほかだ」と非難した。
 一方、アンダマン諸島についての研究を専門としている人類学者アンスティス・ジャスティン(Anstice Justin)氏は、動画の撮影時期に疑問を投げかける。
 AFPの電話取材に対し、ジャスティン氏は「以前はジャラワ人に踊りを強要する者もいたかもしれない。しかし、2004年のスマトラ沖地震による大津波の後は、ジャラワ人に最大限の自治が与えられるようになった。今日ではジャラワ人に対する様々な保護策が敷かれている」と語った。
 ジャスティン氏は、動画は数年前に撮影されたものではないかとみている。地元警察も同様の見方で、ジャラワ人たちが人前でまだ衣服を身に着けていなかった6~7年前の映像である可能性が高いという。
 だが、オブザーバー紙によれば、最近でも観光客が道端にいた先住民たちにバナナやビスケットを放り投げる様子を、同紙の記者が目撃している。さらに、この記者は地元の商人から、警官にいくら賄賂を払えばジャラワ人を1日連れ出せるか、教えられたという。
 サバイバル・インターナショナルは昨年6月、ジャラワ人を間近で撮影できるとうたった「人間サファリツアー」を運営するインドの旅行業者8社を糾弾した。アンダマン諸島を訪れる観光客らには、旅行業者がジャラワ人居留地に通じる道路に進入しようとした場合、それを拒否するよう呼び掛けている。(c)AFP/Pratap Chakravarty
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2850290/8285952?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

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警察が観光客から金、先住民にダンス強要 インド

2012-01-13 | 先住民族関連
毎日中国経済新聞 2012年01月12日

【新華社】インドのアンダマン諸島で観光客が警察に賄賂を渡し、先住民であるジャラワ(Jarawa)族の女性に歌やダンスを強要した動画が英国メディアを通じて報じられた。
観光客が撮影したこの動画では、ジャラワ族の女性数人が警察の命令に従ってダンスを披露し、食べ物を受け取っていた。
アフリカからアジアに移転した第1陣の部族であるジャラワ族は人口403人と少なく、絶滅の危機に瀕している。インドはジャラワ族を保護するために、観光客のジャラワ人との接触と撮影を禁止することを法律で定めている。インド内務省はこの件の調査に着手しているという。
国際先住民保護機関は、観光客がジャラワ人を見世物にしたことを非難した。
(翻訳 尚蕾/編集翻訳 松尾亜美)
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/politics_economics_society/288716/

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フランチャイズ産業開発計画を発表 、2020年にはGDPの9.4%規模

2012-01-13 | 先住民族関連
2007 マレーシアナビ 2012/01/12 06:30 JST配信

【クアラルンプール】 国内取引共同組合消費者行政省は、フランチャイズ産業が今後成長を続け、2020年には国内総生産(GDP)の9.4%規模となると見込んでいる。2010年の同産業の規模はGDPの2.2%だった。
政府は2012−2016年の期間のフランチャイズ産業の開発計画「国家フランチャイズ開発計画(NFDB)」を発表した。フランチャイズ産業にとり初の発展計画で、売り上げ増加や域内への事業拡大に向けたイニシアティブが盛り込まれた。計画の目的は▽マレーシアのフランチャイズ産業の競争力強化▽フランチャイズを通じたビジネスの改革▽有能な人材育成▽フランチャイズ産業のエコシステムの設立−−。36の戦略、140のプログラムが計画されている。
政府は女性や若者、退職者、先住民、障害者などのフランチャイズ産業への積極参加を推進するためのファンド(800万リンギ規模)を昨年8月に設立している。すでに60万リンギが支援のために拠出された。
フランチャイズ産業の売上高は2006−2010年の期間で223億4,000万リンギ。フランチャイズビジネスに関わる企業の数は404社となっている。
イスマイル・サブリ・ヤアコブ国内取引協同組合消費者行政相は、NFDBに盛り込まれたイニシアティブの実施により、フランチャイズ産業のGDPへの貢献度が増すとコメントした。
http://www.malaysia-navi.jp/news/120111053050.html

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北海道描いた作品など紹介 14日から川上澄生作品展

2012-01-13 | アイヌ民族関連
(下野新聞 1月12日 朝刊)

 【鹿沼】開館20周年を迎えた川上澄生美術館は14日から、企画展「北海道の川上澄生~北国からのメッセージ」を開催する。太平洋戦争末期から終戦直後にかけて北海道に疎開した川上が、アイヌ民族の風俗や雪景色、農業の風景など、北の大地を描いた90点を展示する。4月8日まで。
 川上は太平洋戦争末期の1945年3月、戦火を逃れるため妻の実家がある北海道に疎開した。同地で嘱託教師の職を得て終戦直後も同地で生活し、本県には49年に帰還した。
 川上は寒冷地としてはアラスカに長期滞在の経験があるが、北海道ではのどかな牧場を描いた「サイロのある風景」、居住した白老で見聞したアイヌ民族の文化を描いた作品などを創作、地元出版物の装丁も数多く手掛けたという。
 今回の企画展ではこれらの作品のほか、同館が新たに入手した、熱した針で板を焼く焼き絵の手法による「山線汽罐車之図」などを展示。北海道で詠んだ詩や、川上が見いだした「いも判」の芸術家、香川軍男の絵本や絵はがき集計6点も紹介する。
 ギャラリートークは21日、2月18日、3月17日。館長講座が14日(市文化活動交流館)。
 詳しくは同館電話0289・62・8272や公式サイト。
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/kanuma/news/20120111/697815

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