先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

南米に新種のナマズやカエル 熱帯林地帯で発見

2012-01-25 | 先住民族関連
47news 2012年(平成24年)1月25日 [水曜日]

 南米スリナムの南西部の熱帯林地帯で行った調査で、とげのあるよろいのようなうろこで身を固めたナマズの一種や、アマガエルの仲間など46種の新種とみられる生物を、スリナムの先住民を含む国際調査チームが発見した。調査を組織した国際環境保護団体、コンサベーション・インターナショナル(CI)が25日、発表した。
 調査は2010年8~9月に実施。ジャガーなどの大型哺乳類から小さな昆虫まで1300種近くの動植物を確認した。
 新種とみられる小型のナマズは体の表面のうろこが多数の硬いとげのようになり、ピラニアなどの外敵から身を守っている。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012501001080.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ民族党が結党大会(動画)

2012-01-25 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 2012/01/25)

アイヌ民族の権利回復を目指す政治団体のアイヌ民族党は21日、江別市内で結党大会を開き、2013年の参院選比例代表に擁立する候補者10人を8月までに選定する方針を確認した。元参院議員、故萱野茂氏の次男で二風谷アイヌ資料館館長(日高管内平取町)の萱野志朗氏(53)を代表に選出し、「アイヌ民族に対する差別をなくし、先住民族としての権利を回復する」とした結党宣言を承認した。(1月22日朝刊 1面掲載)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=&v=97478247002

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ民族の映像記録 公開するね

2012-01-25 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2012年01月24日 チーバくんのQ

 民俗学の研究のため歴博が撮影した映像記録が公開されるよ。2月4日に開催される「映像フォーラム」。テーマは「アイヌ文化の伝承」で、新作2本が披露される。文化を伝えることの意味や難しさ、日常の映像が記録として果たす可能性を考える狙いなんだ。
Q 歴博は映画も作るの?
 「ふだんの生活や仕事、祭り、行事、物づくりなど民俗学の研究対象には、写真と文章だけでは伝えにくいことがたくさんあります。そこで歴博では1988年から映像として記録することを始め、毎年1本の作品にまとめてきました。目的は研究なので、映画ではなく映像論文と呼んでいます。完成した新しい作品を公開する場として映像フォーラムを開催し、今年で6回目になるんですよ」
Q 上映されるのは、どんな作品なのかな?
 「アイヌは古くから東北や北海道など北方に暮らしてきた民族です。しかし明治になると政府は、アイヌ語を使うことなどアイヌ民族の風習を禁止し、日本語を話す民族と同じ文化を身につけることを強制した。獣や魚も自由にとることができなくなり、先祖伝来の暮らしも続けられなくなってしまった。そういう中で、アイヌの文化を伝えることはとても難しくなってしまったんです」
Q それでも、独自の文化は伝えられてきたんだね
 「簡単に伝承されたものではありません。先祖伝来の言葉や習慣、芸能、衣食住、精神文化を取り戻そうとする人たちのたいへんな努力があるんです。差別のまなざしも向けられてきましたが、その原因のひとつに、アイヌ文化をよく知らない人たちがたくさんいる、ということもあります。アイヌ文化を伝えてきた人たちの努力を映像として残し、その文化の素晴らしさを多くの人に伝えることを目指したのが今回の作品。北海道の二つの町に通い、歌や踊り、儀礼などいろいろな場面を映像として記録したんです」
Q どのようにして記録しているのかな?
 「撮影チームがいて、歴博の研究者は映画監督の役割をして記録するのがふつうなんです。しかし今回の作品では、カメラが小型化し使いやすくなったので、私が自分で撮影をしました。ひとりで撮りきれない時には現地の人たちにも協力をお願いして撮っていただきました」
Q 撮影機材の普及や投稿サイトも一般化し、映像(動画)は身近なものになったね
 「歴博の当初の作品は16ミリフィルムで完成させていました。撮影や編集、上映も簡単ではありませんでした。それが一変、だれでも映像を作って発信できるようになってきました」
 「ちょっと前の映像を見ただけで、服装や髪形、街の風景など、こんなだったんだと驚くこともありますよね。当たり前すぎて気づいていない、意識していないことまで映像は記録する。カメラの目を通して見ると、自分の目で見るのとは少し違ったように世界が見えてくると思いますよ。自分では気づかない第三者の視点が映像には常にあるんです。家族の記録を残す時にも、運動会や学芸会などイベントのほかに何げない日常にレンズを向けると、きっと新しい発見があるはずですよ」
 映像フォーラムの会場は新宿駅西口の新宿明治安田生命ホール。午前10時の開会。申し込みは往復はがきかメールで、国立歴史民俗博物館広報サービス室(〒285・8502 佐倉市城内町117、forum@rekihaku.ac.jp、電話043・486・0123)まで。
▽歴博 内田順子准教授
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000941201240001

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする