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先住民族関連ニュース

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アイヌ・部落・在日コリアン女性が国連女性差別撤廃委員会にマイノリティ女性レポートを提出しました

2016-02-05 | アイヌ民族関連
IMADR反差別国際運動 2016年02月04日

2月16日に国連で女性差別撤廃委員会による日本審査が行われます。その審査にむけて、アイヌ・・在日コリアン女性が、自分たちで行なったアンケート調査の結果をもとに共同レポート「マイノリティ女性の現状と課題」をまとめ、国連の同委員会に1月22日に提出しました。提出団体は、解放同盟、札幌アイヌ協会、アプロ・未来を創造する在日コリアン女性ネットワーク、在日本朝鮮人人権協会、IMADRの5団体です。
マイノリティ女性が直面する課題は、人権政策からも女性政策からも抜け落ち、これまで日本政府による実態調査や施策は何もなされてきませんでした。その必要性が政府に認識されていない中、女性たちは立ち上がり、自分たちでアンケート調査を行なってきました。このレポートの中で示されている教育や雇用、DV等に関するデータはその一端で、女性たちが直面する課題と求められる施策を明白に示しています。以下に提出したレポートの日本語版と英語版を掲載しますのでぜひご覧ください。
なお、このレポートを作成してきたアイヌ、、在日コリアン女性たちの代表は、ジュネーブで行われる女性差別撤廃委員会に参加し、委員に自分たちの声を直接届け、審査で日本政府に何が問われるかを傍聴してきます。世界の女性の憲法といわれる女性差別撤廃条約に照らして、マイノリティ女性に関することがどう問われるのか、委員会から日本政府にどのような勧告がでるのか、3月にはその報告集会を行なう予定です。引き続きご注目ください。
マイノリティ女性レポート日本語版はこちらからダウンロードできます。
http://imadr.net/wordpress/wp-content/uploads/2016/02/51b18e9b7c20a76a509a65dac061e9321.pdf

マイノリティ女性レポートの英語版はこちらの国連のウェブサイトに掲載されています。
http://tbinternet.ohchr.org/_layouts/treatybodyexternal/Download.aspx?symbolno=INT%2fCEDAW%2fNGO%2fJPN%2f22822&Lang=en

http://imadr.net/04022016/


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白老・多文化共生シンボルマークを町民から意見募集

2016-02-05 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2016年2月4日(木)朝刊】
 2020年(平成32年)に開設される象徴空間を見据え、「多文化共生」をまちづくりのテーマに掲げる白老町は、シンボルマークを今年3月までに策定する。地元芸術家の国松希根太さんが制作した三つのデザイン案を広報2月号に掲載、町民からの意見を参考にしながら、今月22日開催の白老町活性化推進会議理事会で決定する。
 先人が築き上げた歴史・文化を根底にした「世界に拓かれたまちづくり」を目指し、まちづくりの理念を多文化共生社会の実現とした。「観光・交流にとどまらず、環境、産業、福祉、教育などあらゆる分野において『共に生きる』ことを大切にした取り組みを推進する」としている。
 背景には国立のアイヌ文化博物館(仮称)開設を契機に、世界各国から多くの人が訪れるなど交流人口の拡大が期待されていることがある。
 シンボルマークの(1)案は、白老の「白」をほうふつさせる形だが、真ん中の点は多文化共生を意味し、求心的に結び付ける核、未来の可能性を秘める「卵」でもある。全体的には町民が手を取り合うときが来ていることをイメージしている。
 (2)案は、多文化を表す複数の輪が重なり合うことで共生を意味している。中央に浮かび上がっている花は未来や子どもといったまちの希望を表している。
 (3)案は、中心の二つの○は肩を組み、共生する人々を表している。その外側の円は内側から「大地(茶色)」「森林(緑)」「海(水色)」といった白老町の豊富な自然の要素を含んでいる。
 カラーのシンボルマーク案は町のホームページで見ることができる。意見はファクスかEメールで今月18日までに提出するとよい。問い合わせは企画課企画グループ、電話82局8213番。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2016/02/04/20160204m_07.html

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