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ジェシカ・チャステイン、米先住民族の助手役で出演交渉中!

2016-02-09 | 先住民族関連
T-SITEニュース 2016年2月8日 (月) 18:27

女優のジェシカ・チャステインが、米先住民族の呪術師シッティング・ブルの助手を務めた実在のアーティスト役で出演する交渉に入ったと報じられた。
『オデッセイ』に出演中のジェシカが契約にサインすれば、19世紀にスタンディング・ロック保留地(現在のサウスダコタ州)に移り、スー族の呪術師シッティング・ブルが部族の土地を守る闘いを支援した画家で活動家のキャロライン・ウェルドンを演じることになる。
シッティング・ブルの「白人の妻」と呼ばれたウェルドンは同居留地で滞在中、スー族の権利のために闘った。
『Woman Walks Ahead(原題)』は『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』のスザンナ・ホワイト監督がメガホンをとり、英ドラマシリーズ「ピーキー・ブラインダーズ」のクリエイター、スティーヴン・ナイトが脚本を提供すると米『Hollywood Reporter』誌が伝えている。
ジェシカはキャリアを通じ、社会的なテーマのある作品で出演を重ねてきた。2011年には米公民権運動を背景にした『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』で大ブレイクを果たした。
次回作は『The Zookeeper's Wife(原題)』で、第二次世界大戦初期にナチスドイツがポーランドに侵攻した際、ワルシャワ動物園の檻で人々をかくまったアントニーナ・ザビンスカを描いたダイアン・アッカーマンの著書『ユダヤ人を救った動物園』を原作としている。
同作は女性監督のニキ・カーロがメガホンをとり、ジェシカは女性に焦点を当てた作品への出演を誇りに思うと語っていた。  「プロデューサー、脚本家、原作小説家、主人公、そして監督も女性なの」とジェシカは米『Hollywood Reporter』誌で熱く語った。
「出演した映画で、レイチェル・レヴィーンのような女性のカメラ・オペレーターを見たことがなかった。それに、アンツェ・『アンジー』・ラウのような、女性のスタント・コーディネーターも」
「ふつう、映画では100人の人が現場にいても、女性は私ともう数人だけなの。本当に変な話だわ」
http://top.tsite.jp/news/celebrity/i/27677813/?sc_int=tcore_news_geinou

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台湾の先住民族、日本統治時代に伝わったコーヒー栽培で地域おこし

2016-02-09 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2016/02/08 13:59

屏東林区管理処提供
(屏東 8日 中央社)標高800~1200メートルに位置する屏東県三地門郷徳文村では近年、日本統治時代に伝えられたコーヒー栽培で地域おこしを図っている。
この地はかつて台湾原住民(先住民族)のパイワン族とルカイ族の交易場所として繁栄。日本統治時代には学校や農業試験場が作られ、その際に持ち込まれたのがアラビカ種のコーヒーの木だった。
当時は世界的な品評会で優秀な成績を収め、天皇陛下にも献上されたといわれている。戦後は衰退したこともあったが、約20年前から台湾でコーヒーがブームになると、再び脚光を浴びるようになった。
同地では現在、約30ヘクタールの土地でコーヒー豆を栽培。日本統治時代に植えられた木も20本以上残っており、大切に守られている。地元の人は「村の宝だ」と胸を張る。
コーヒー栽培や原住民の生活への認識を深めてもらおうと、毎年10月の収穫期には屏東科技大学と協力してコーヒー豆収穫体験ツアーを開催。毎回好評を博しているという。
(郭シセン/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/aeco/201602080002.aspx

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国が守るべき、先住民族の日を侮辱したノルウェー与党の発言が波紋を広げる。なぜサーミ議会の廃止?

2016-02-09 | 先住民族関連
yahooニュース 2016年2月8日 4時38分配信
鐙麻樹 | 北欧ノルウェー在住 ジャーナリスト&写真家
2月6日はスカンジナヴィア諸島北部に居住する先住民族サーミ人のための「サーミの日」として、ノルウェー全土で祝典が催された。その一方で、ノルウェーの現政権を担う右翼ポピュリスト政党の進歩党の国会議員が、この日を侮辱するかと思われるような発言をし、物議を醸している。
事の発端は、進歩党で国会議員であるウルフ・レイルスタイン氏が、ソーシャルメディアのツイッターに投稿した一言。
「サーミ人のナショナルデー……。サーミ人が独自の国をもっているとは知りませんでした。それならば、サーミ国家は、サーミ議会やサーミ文化などのために、自分たちでお金を払うことができるのでしょう」
出典:進歩党(FrP) Ulf Leirstein @ulfleirstein
この投稿はすぐに注目を浴び、サーミの日にふさわしい発言ではないとして非難を浴び、国営放送局などの現地メディアでも大きく報道された。
サーミ議会「これはいじめだ」
これに対して、サーミ議会の代表ヨーン・アーレ・ガスキ氏は、国営放送局に対し、「これはいじめであり、精神的な嫌がらせである」と抗議。保守党と進歩党という保守派が2013年から政権を担って以来、言語や文化への補助金が大幅にカットされている中、国会議員からこのような発言がでることは危険であるとした。
首相とサーミ議会 Foto: Hanne H. Lille/Samediggi首相とサーミ議会 Foto: Hanne H. Lille/Samediggi
長年国家の支配に置かれていたことから、各国ではサーミ人の権利の擁護に積極的だ。ノルウェーでも、強制的同化を試みようとした歴史を反省し、国営放送局ではサーミ語でのニュース番組の枠を設け、サーミ議会やサーミ法が独自に存在している。
ソールバルグ首相(保守党)は、暴走しがちな進歩党をコントロールできていないと、他政党やメディアから非難されることもある。
以前から、サーミ議会の廃止を求めていた進歩党
減税を重視し、メディアをはじめとする各機関への補助金廃止を求める傾向にある進歩党は、移民や難民政策にも最も厳しい政党だ。反発が多いことから国会では採用されていないが、進歩党の政策には、「サーミ議会の廃止」が以前から明記されている。誤った支配の歴史を反省し、サーミ文化を守ろうとするノルウェー国家の方針とは対照的だ。
進歩青年党(FpU)の代表アトレ・シモンセン氏は、党の「サーミ議会の廃止」を求める理由について、「大きな枠組み」で理解してほしいと過去の取材で語っていた。
「進歩党の政策は、減税や国家機関における支配の制限を軸としています。つまり、国家における出費を減らすべきという考えです。我々もサーミ文化の保持は大事だと思っています。しかし、1989年に廃止されたサーミ機関を復活させるなど、巨額の補助金以外での、よりより支援方法があるだろうと考えています」。
「中学校の社会科の授業は落第しないように」
Photo:スクリーンショットPhoto:スクリーンショット
人権の保護において、進歩党と対立する考えを持つのは緑の環境党だ(MDG)。同党の政治家であるアンネシュ・シール・ダニエルセン氏は、サーミの日を「ナショナルデーだと知らなかった」という進歩党議員の投稿を冷やかし、自身のツイッターやフェイスブックで以下のように述べ、周囲から共感を呼んでいる。
「子どもたち、中学校の社会科の授業で落第はしないように。人生の最終地点は、国会与党かもしれないからね」
Text:Asaki Abumi

鐙麻樹 北欧ノルウェー在住 ジャーナリスト&写真家
北欧ノルウェー在住のジャーナリスト、フォトグラファー。上智大学フランス語学科08年卒業。オスロ大学でメディア学学士号12年取得。現在は同大学大学院でメディア学の修士号修得を目指しながら取材、撮影、執筆を行う。観光、文化、ライフスタイル情報をガイドブック、雑誌、ウェブ媒体に数多く寄稿。オーストラリア、フランスにも滞在経歴があり、英語、フランス語、ノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語で取材をこなす。海外ニュース翻訳・リサーチ、通訳業務など幅広く活動。『ことりっぷ海外版 北欧』でオスロ特集ページに携わり、「地球の歩き方オスロ特派員ブログ」、「All Aboutノルウェーガイド」でも連載中。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/abumiasaki/20160208-00054216/

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アイヌ民族の狩猟文化復興を目指す 門別徳司(もんべつ あつし)さん ひと2016

2016-02-09 | アイヌ民族関連
北海道新聞 2016.2.8
 「これからはアイヌ本来の姿である狩猟民族として生きていく」。そう決意して昨春からシカ猟一本で生計を立てている。1月9日には地元・日高管内平取町の仲間と、民族の持つ狩猟の心を伝える「マタギキャンプ」を開催。普段は捨ててしまうすねの骨を使ったナイフ作りが好評で「たくさんの新しいつながりができ、手応えを感じました。ぜひ続けていきたい」。
 両親も民族文化の担い手で、子ども時代から古式舞踊を踊っていた。勤務先の先輩にシカ狩りに誘われ、自分で仕留めたシカ肉を家に持ってきてくれるハンターにあこがれていた昔の記憶を思い出し、30歳で狩猟と猟銃所持の免許を取得。「アイヌ文化の根っこには狩猟がある」との思いが募った。
 昨春からは建築業の仕事を離れ、夏場は有害駆除でほぼ毎日、狩猟の冬場は月10回ほど山へ。これまでに150頭ほど仕留めた。家族で食べたり、食肉業者に販売したり。「獲物を与えてくれる神への感謝を生活の一部にして、新しいアイヌ文化をつくりたい」と意気込む。
 子どもは9歳を筆頭に3人。上の2人はたまに猟に連れて行く。ある日、仕留めたシカに子どもが「おいしく食べるから、また来たね」と話しかけているのを見て驚いたという。妻の恵里加さん(27)も働いて家計を助ける。「仕事を辞めるって事前に言えなくて、今でもけんかしてばかりなんですけどね」と笑う。33歳。(飯島秀明)
北海道新聞朝刊 4面

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