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漫画がつなぐアイヌ文化 「ゴールデンカムイ」詳細描写 若者を魅了、料理も人気

2018-11-29 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2018年11月28日 東京夕刊
 アイヌ民族に興味を持つ若者が増えている。背景には、人気漫画「ゴールデンカムイ」(野田サトルさん作)で、アイヌの文化や風習が丁寧に描写されていることがありそうだ。【庄司哲也】
 「『食料の背骨』と言うくらいウバユリは大事な食べ物だ」。漫画で、アイヌ民族の少女が、アイヌ語で「トゥレプ」と呼ぶ植物(オオウバユリ)の調理法を説明する。でんぷんを含んだ「ユリ根」を団子にして食べるという食文化を詳細に紹介しているシーンだ。
 「ゴールデンカムイ」は「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で2014年から連載。現在、アニメがテレビ放…
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https://mainichi.jp/articles/20181128/dde/001/040/049000c

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五輪でのアイヌ発信に意欲 開会式演出で桜田義孝五輪相

2018-11-29 | アイヌ民族関連
iza 2018.11.28 11:35
 桜田義孝五輪相は28日の衆院内閣委員会で、2020年東京五輪開会式でのアイヌ文化の発信に意欲を示した。開会式の演出は大会組織委員会が検討中だとした上で、「大会を契機に、アイヌ文化の発信を図ることが重要だ。組織委にしっかりと伝える」と述べた。国民民主党の山岡達丸氏に対する答弁。
https://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/181128/spo18112811350035-n1.html

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琉球人遺骨返還求め提訴へ 子孫ら「「京大が保管」

2018-11-29 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/28 17:47
 昭和初期に沖縄県今帰仁村にある墓所「百按司墓」から持ち出された琉球人遺骨の返還を求め、被葬者の子孫らが京都大を相手取り、来月にも京都地裁に提訴することが28日、代理人弁護士への取材で分かった。
 アイヌ民族の遺骨については、大学が研究目的で保管する骨の返還を求める訴訟が起こされているが、琉球人遺骨を巡る返還訴訟は初めてという。
 代理人弁護士によると、返還を求めるのは、1929年に京都帝国大(現京大)医学部助教授だった金関丈夫氏(1897~1983年)が、墓所から人骨標本の研究材料として持ち出した少なくとも男女26体の骨。墓所を管理する親族らの許可を得ないまま持ち去り、京大が現在も遺骨を保管していると主張している。
 今帰仁村教育委員会などによると、墓所は16世紀以前につくられたとみられる。同教委は文献や墓所の調査などから、遺骨が京大総合博物館で保管されていることを確認した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/252589

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琉球人遺骨収集「盗掘」提訴へ 専門家「京大の責任重い」

2018-11-29 | 先住民族関連
京都新聞 【 2018年11月28日 16時19分 】
 昭和初期、京都帝国大の人類学者が沖縄県今帰仁(なきじん)村の「百按司(ももじゃな)墓」から琉球人の遺骨を持ち去ったとして、子孫らが返還を求めて京都大を訴えることになった。遺骨の一部が持ち込まれた台湾大は昨年、返還の意向を示し、アイヌ民族の遺骨返還訴訟でも北海道大が和解に応じるなど、各地で遺骨返還の動きが出ている。一方、京都大は、子孫らの問い合わせに、誠意のある返答をしていない。先住権に詳しい専門家は「違法に収集された遺骨の扱いを曖昧にしてきた大学の責任は重い」としている。
 京都帝国大医学部解剖学教室助教授だった金関(かなせき)丈夫氏は、1929(昭和4)年に同墓での遺骨採取後、当時日本領だった台湾の台北帝国大(現台湾大)医学部教授に就任。同墓や沖縄県内で採取したとみられる頭蓋骨が持ち込まれたという。
 台湾大は昨年、沖縄県内で採取された計63個の頭蓋骨を、県に返還する申し出を行った。今帰仁村教育委員会は、今年3月に台湾大で頭蓋骨を確認。現在、村教委と沖縄県立埋蔵文化財センターが受け入れに向けた準備を進めている。
 こうした動きを受け、龍谷大の松島泰勝教授が代表を務める琉球民族遺骨返還研究会やアイヌ民族の支援団体が京都大に、遺骨の返還や遺骨の保管状況に関する文書開示を求めてきたが、京都大は「個別の収蔵状況の問い合わせには応じない」として遺骨の保管の有無などを明らかにしていない。
 北海道では、明治時代から1970年代まで研究目的で墓から持ち去られたアイヌ民族の遺骨の返還を求めて2012年以降、アイヌ団体が遺骨を保管する北海道大などに対して返還訴訟を相次いで起こした。当初返還を拒否していた北大側は和解に応じている。
 同訴訟でアイヌ団体の代理人を務め、先住民族の権利に詳しい市川守弘弁護士(札幌弁護士会)は、国内の大学が研究目的で行った遺骨の掘り出しは当時の刑法でも違法だったとし、「遺骨返還は大学や政府が長年放置してきた問題」と指摘する。大学や博物館が保管する先住民の遺骨や埋葬品を巡っては、先住民に返還される動きが世界的潮流だとした上で、「本来は裁判を起こされるのではなく、遺骨を違法に収集した大学側が自らの責任で再埋葬すべきだ」としている。
https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20181128000087

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琉球人遺骨返還求め京大を提訴へ 子孫ら「26体を盗掘」

2018-11-29 | ウチナー・沖縄
京都新聞 【 2018年11月28日 09時10分 】
 昭和初期に京都帝国大(現京都大)の人類学者が沖縄県今帰仁(なきじん)村にある地元の首長を葬った「百按司(ももじゃな)墓」から研究目的で持ち去った琉球人遺骨の返還を求めて、首長の子孫や沖縄県出身の大学教授らが、京都大を相手取り、来月4日に京都地裁で遺骨の返還訴訟を起こすことが27日、分かった。大学を相手にした遺骨返還訴訟は、アイヌ民族の訴訟に続き全国2例目で、琉球人遺骨を対象にした訴訟は初めて。
 先住民の遺骨を巡っては各地で返還の動きが出ている。違法に収集されたとも指摘されている遺骨の扱いを長年曖昧にしてきた大学の責任が、司法の場で問われることになる。
 訴状などによると、返還を求める遺骨は、1929(昭和4)年に京都帝国大医学部解剖学教室助教授だった金関(かなせき)丈夫氏(1897~1983年)によって百按司墓から持ち出された少なくとも26体(男性15体、女性11体)の骨。墓内に琉球式の風葬で葬られていたとみられるが、金関氏が墓を管理する親族らの許可を得ずに、盗掘したとしている。遺骨は、現在も京大が人骨標本の研究材料として、何ら権限なく占有していると主張している。
 原告となるのは、15世紀に琉球王朝を開き、同墓に埋葬されたとされる第一尚氏の子孫2人と、沖縄県出身で琉球民族遺骨返還研究会代表の松島泰勝・龍谷大教授ら計5人。子孫たちは墓の所有権を有する民法上の「祭祀(さいし)承継者」にあたり、持ち出された遺骨を管理する立場にあると主張。沖縄県出身の原告3人は、国際人権法などに基づく先住民族「琉球民族」の立場で、憲法13条が保障する自己決定権や民族的・宗教的アイデンティティーが侵害されたとして、返還を求める。
 今帰仁村教育委員会によると、同墓は16世紀以前に成立していたとみられ、琉球の葬制を知る上で最古級の文化財とされる。同教委は2004年、同墓の文化財調査の一環で、墓から持ち出されたとみられる人骨26体が京都大総合博物館で保管されていることを確認している。
 京都大は、京都新聞の取材に「総合博物館の所蔵品の全てを把握していない」と遺骨が今も保管されているかは明言せず、「今帰仁村教委から協議の要請を受け、対応について検討中」としている。
https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20181128000026

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琉球王朝の子孫ら、京都大に遺骨の返還求め提訴へ

2018-11-29 | ウチナー・沖縄
朝日新聞 11/28(水) 16:01配信
 旧京都帝国大(現京都大)の人類学者が1929年、沖縄県今帰仁村(なきじんそん)の墓から少なくとも26人の遺骨を研究目的で持ち去ったとして、琉球王家の子孫ら5人が12月4日、京大に遺骨の返還を求める訴訟を京都地裁に起こす。原告弁護団は「琉球民族の遺骨返還を求める訴訟は全国で初めて」としている。
 墓は91年に村の指定文化財になった「百按司(ももじゃな)墓」。村教委によると、1406~69年に沖縄を治めた王家「第一尚氏(しょうし)」に関係する人が埋葬された。京都帝大医学部の金関丈夫(かなせきたけお)助教授(1897~1983)が1929年、遺骨の特徴を調べて日本人の成り立ちを探ろうと持ち帰り、村は26人の遺骨が京大総合博物館にあると確認しているという。
 原告は第一尚氏の子孫2人と、琉球民族遺骨返還研究会代表の松島泰勝(やすかつ)・龍谷大教授(地域経済論)ら沖縄出身者3人。遺骨の返還と原告1人あたり10万円の慰謝料を求める。警察や行政の許可は得たが、地域住民の合意は得ていなかったと主張する方針だ。原告側は昨春以降、京都大に遺骨の保管状況を尋ね、返還を求めたが、京都大は「問い合わせや要望には応じかねる」と返答したという。
 松島教授は「琉球人にとって遺骨は死者の霊魂そのもの。信仰を守るため返還が必要」と話す。京都大広報課は「提訴に関してはコメントを差し控える。所蔵品は順次調査をしているが正確な把握に時間を要し、個別の問い合わせに応じるのは難しい」としている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000049-asahi-soci

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八戸の元教員向谷地さん「縄文語あれこれ」出版 2弾・3弾も構想

2018-11-29 | アイヌ民族関連
八戸経済新聞2018.11.28
 青森県南地方の地名などに残っている「縄文の言葉」を八戸市在住の向谷地芳久さんがまとめ、10月29日、書籍「縄文語あれこれ 気にかかる地名と言葉」として出版した。
 向谷地さんが考古学に興味を持ったのは高校生時代。高校社会科教員として勤務時代は部活動(空手道)の指導に時間を取られ、考古学の知見を書籍にまとめようと思ったのは退職後。「縄文人の心が知りたい」との思いから自ら直接各地に出向きフィールドワークを続け記録を蓄積した。「鮫が捕れたから鮫町」などの間違った情報が流布し続けていることに心を痛めていたことも、書籍発行のモチベーションになったという。
 書籍では地名のみならず生活に関わる言葉を分かりやすく解説。青森県南地方のアイヌ語からの影響も詳しく解説する。
 「年々、自然も生活環境も変わり、それに伴い地名や私たちの生活も変わってきて言葉も変わった。もともとの言葉はどういう言葉だったのか、語源は何だったのか、昔の人たちはどういう気持ちでこの言葉を使っていたのかをまとめてみたら、行きつく先は縄文の言葉だったと気が付いた」と向谷地さん。「まだ半分も記録できていない。10年以内の出版を目指し、第2弾・第3弾を執筆中。多くの人に読んでいただければと思う」と続編の構想もある。
 販売場所は伊吉書院八戸類家店(八戸市南類家1)、同八戸西店(河原木)、カネイリ本店(番町)、同イオン下田店(おいらせ町)、成田本店湊高台店(湊高台2)、是川縄文館(是川)、洗心美術館(長苗代)。1,620円。
https://hachinohe.keizai.biz/headline/954/

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川俣町旧避難区域の学校で文化祭 8年ぶり、福島

2018-11-29 | アイヌ民族関連
上毛新聞 [2018/10/27]
 東京電力福島第1原発事故による避難指示が解除された福島県川俣町の山木屋地区で、今春再開した山木屋小学校と中学校が27日、文化祭を開いた。地区での開催は8年ぶり。
 会場の体育館には住民ら約60人が集まった。英語弁論の部で地域伝統の和太鼓を紹介した中学3年の高野大祐さん(14)は「練習を続け、失われた山木屋の7年間を取り戻せるようチャレンジしていきます」と話すと、拍手が湧いた。小学生5人は北海道でアイヌ民族の伝統文化を学んだことなどを寸劇を交えて発表した。
 山木屋地区は町で唯一の避難指示区域となり、昨年3月末に指示が解除された。
https://jomo-news.co.jp/news/domestic/society/88552

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