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観光資源発信、効果的に 就任1カ月半 胆振総合振興・関局長に聞く

2023-07-15 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年7月14日 22:00
 胆振総合振興局は6月中旬、2023年度独自事業の概要を発表。柱の一つに「地域の魅力を生かした需要の取り込み」を掲げ、コロナ禍で停滞していた観光事業などに力を入れていくという。6月1日付で胆振総合振興局長に就任した関俊一さん(55)に、今後の取り組みについて聞いた。
 ―局長就任から1カ月半過ぎました。力を入れたい分野や事業はありますか。
 「コロナの5類移行などで地域のイベントが再開されてきています。世の中が落ち着き始めたので観光という部分が一番早く取り組みやすいと思っています」
 ―6月には、手筒花火の火柱で登別温泉・地獄谷を彩った「地獄の谷の鬼花火」や、洞爺湖、壮瞥の両町に全国からアニメファンが集まった「TOYAKOマンガ・アニメフェスタ」にも足を運ばれたそうですね。
 ・・・・・
(聞き手・中田和樹)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/878134/

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アイヌ文化を体験型観光で 9月のイベント前にテストツアー

2023-07-15 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2023/7/14 21:15(最終更新 7/14 21:15) 787文字

植物を使って自然との共生について解説する滝口健吾さん=阿寒湖畔で2023年7月13日午後1時46分、本間浩昭撮影
 9月に道内で開催される「アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)2023」の閉会後に予定されている「ポストサミットアドベンチャー」に向けたテストツアーが13、14の両日、釧路市阿寒町などで行われた。
 阿寒湖で13日にあった「アイヌ文化ガイドツアー」は、あいにくの雨模様だったが、アイヌ民族で木彫作家の滝口健吾さん(41)が湖畔の林を案内。歌手の安藤まり子さんが1953年に歌って大ヒットした「毬藻の唄(まりものうた)」を日本語で歌った後、アイヌ語でも披露した。
https://mainichi.jp/articles/20230714/k00/00m/040/345000c

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阿蘇根子岳でヤマボウシの花と展望を楽しむ

2023-07-15 | アイヌ民族関連
山渓7/14(金) 10:00配信
ずいぶん昔、山を始めたころに読んだ一冊の本に阿蘇山のことがこう書かれていました。
「『阿蘇』の山名は、アイヌ語の『アソオマイ(火を噴く山)』に由来すると言われている。太古には、丸い形の山容の大きく高い山だったが大規模な噴火活動によって九州の半分ほどが形成されたと推定される。大噴火によって中央部が陥没したために大火口原が生まれ、現在ではここに多くの人達の営みがある。
巨大カルデラを標高1000m前後の外輪山が囲み、そのカルデラの中央を二分して東西に走った連峰が阿蘇五岳であり、中岳は今もなお絶え間なく噴煙を上げている。雄大なスケールと美観から、この典型的な複式火山はグレートアソの名前が世界的になった」
阿蘇は、九州中央部にそびえる世界最大級の火山であることは知っていましたが、この本を読んでからは、いつか登りたい山から、すぐにでも登りたい山に気持ちが動きました。阿蘇五岳が広大な草原にそびえ立つ山容は、釈迦涅槃像に例えられる事もその時に知りました。
何度か登っているうちに、釈迦涅槃像を遠望すると、お釈迦様の顔の部分にあたる険しい鋸刃のような尾根の連なりと、天を突き刺す鉾のように屹立した天狗峰の特徴的な姿の根子岳が、気になる山となりました。
険しい山容は、阿蘇山の中で最も古い時代の火山で崩壊が進んでいることが理由だそうです。荒々しい山容を持つ一方で全山が緑に覆われ新緑や紅葉など季節ごとの美しさに惹きつけられていました。そして、夏の楽しみが、梅雨の終わりころに咲く白いヤマボウシの花です。
大戸尾根コースで根子岳へ
今回もポピュラーな大戸尾根コースを登りました。
大戸尾根駐車場から、ゲートを越えて牧野のコンクリート道を進み、登山届ボックスがあるところから上部の牧草地へ上がります。
放牧された赤牛が近寄ってこないか身構えながら牧草地を進んでいくと、「根子岳山頂」の道標があり、有刺鉄線の間を抜けると、尾根の取り付きです。
登山道はほぼ真っすぐに山頂へと続く急登です。雨の後は滑りやすくて登山者を悩ませる黒い阿蘇火山灰土ですが、これも阿蘇の大地の息吹の一つだと慎重に登ります。「保安林」の白い看板を過ぎる辺りから、自然林に変わりいったん傾斜が緩みます。振り返ると、お目当てのヤマボウシの花越しに祖母山や傾山方面の展望が広がります。しばらく登ると露岩が立ちはだかる大岩をハシゴで乗り越します。
やがて、左に「至根子岳東峰」の傾いた標識が現れ、地獄谷と複雑に派生した尾根の頂点にそびえ立つ天狗峰を見ながら絶景の尾根歩きです。前原牧場との分岐付近では、阿蘇の草原などに自生するマツモトセンノウの橙色をした清楚な花が緑の中に映えていました。
ここから、一登りで根子岳東峰です。展望雄大で阿蘇北外輪山と九重連山、南外輪山と祖母傾山群、遠く九州脊梁山地までの360度のパノラマが広がっています。圧感は、天をも突き刺す根子岳天狗峰です。後ろにどっしりとした、阿蘇高岳・中岳を従えるかのように見える圧倒的存在感で迫ります。
見飽きることのない展望を楽しんだ後は、往路を戻ります。
山麓には立ち寄り湯も多く、道の駅「あそ望の郷くぎの」は阿蘇山を一望する場所にあり、ソフトクリーム片手に、夕日に染まる山々を眺めるのも楽しみの一つです。
モデルコースの紹介
大戸尾根登山口~根子岳東峰~大戸尾根登山口
コースタイム:約2時間40分
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池田浩伸
佐賀県佐賀市在住。8年間NPOで登山ガイドや登山教室講師を務めた後、2019年くじゅうネイチャーガイドクラブに所属し、阿蘇くじゅう国立公園をメインに登山ガイドや自然保護活動を行なう。著書に『九州百名山地図帳』『分県ガイド 佐賀県の山』(山と溪谷社・共著)がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78dbbc81ea7a416d66f90a0a54f3294b6b0d2ad8?page=1

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ようこそ、オーストラリアの先住民族の島へ 80代で「愛する土地」を一気に描いた女性、サリー・ガボリ

2023-07-15 | 先住民族関連
DIRECTION7/14(金)
5月まで、ミラノのトリエンナーレデザイン美術館に、約30点の珍しい大型絵画が展示された。白い色が随所に織り込まれ、明快な色の1つ1つがキャンバスの上を滑らかに移動するように、また時には堰き止められたかのように描かれていた。どの抽象画も、まばゆい。作者はオーストラリア先住民族(アボリジナル)のサリー・ガボリ(Mirdidingkingathi Juwarnda Sally Gabori 1924-2015年)だ。
80歳を過ぎて、初めて絵筆を握ったサリー
オーストラリア北部のカーペンタリア湾に浮かぶ島々のなかで、最も大きいモーニントン島。この島の高齢者施設に住むサリー・ガボリは、2005年、80歳を過ぎた時に初めて絵を描いた。施設からほど近いアート工芸センターで、男性向けの絵画ワークショップに作業療法の一環として参加したのだが、その日を境に、彼女はアートの飛び抜けた才能を周囲に知らしめることになった。当初は小さいキャンバスで、やがて巨大なキャンバスへと移行し、9年間に残した絵は2千枚を超える。
サリーは絵を通して、自分が生まれた場所と、そこに住んでいた自分が属する民族(カイアディルト族)を称えている。陸、海、空をベースに、塩田、川、河口、淡水源、岩、漁獲網、マングローブなどを描写した作品を1枚ずつ眺めたり、立ち位置を変えて数枚を一緒に眺めていたら、訪れたことのない島の情景が目に浮かんできた。
彼女の絵は実に巧みで、80年間、絵を描いたことがなかったというのが信じられない。同化政策によって長年住んでいた土地を奪われた彼女や彼女の家族の物語が、晩年になって視覚的に爆発し、強い創作意欲につながったと言われている。
異色を放つアボリジナル・アート
アボリジナル・アートの歴史は非常に長く、洞窟の壁画や砂絵、儀式用品に施されたデザインにまでさかのぼることができる。1970年代以降、先住民たちは、絵具とキャンバスを使って描くことも含め、アボリジナル・アートの価値を高める活動を組織的に進めた。これが功を奏し、1980年代には国内の美術館が続々と作品を購入・展示した。さらに個人のコレクターたちはもとよりアメリカの主要美術館も作品を購入し、アボリジナル・アートは現代アートとしての地位を確立した(アボリジナル・アートの価値の変化は、こちらを参照)。ただし、1980年代後半までは、アボリジナル・アートは男性だけが制作できるという考え方が根強く、絵具とキャンバスは女性には提供されていなかったという。
アボリジナル・アートというと、点描画やシンボルを描いた作品が真っ先に思い浮かぶだろう。サリーの絵は、そういった主流とは違うユニークな点に注目が集まっている。絵を描き始めてから半年後には、ブリスベンのアートギャラリーが初の個展を開催し、現在サリー・ガボリのスペシャリストであるアートの専門家ブルース・ジョンソン・マクレーンもその個展を訪れて衝撃を受けた。そして翌2006年には、クイーンズランド州立美術館で作品が披露された。
ジョンソン・マクレーンは「カイアディルト族には、アートやデザインを作る伝統はなかった。サリー・ガボリの絵は、多くのアボリジナル・アートが扱うテーマや文化的概念を伝えると同時に、愛、喪失、憧れ、そして自分自身の特別な居場所を持ち続けるという、彼女自身の心から生み出された普遍的な見方を表現していて、他の作品とは一線を画している」と語っている。
また、オーストラリア先住民族のアートのキュレーター、ユディット・ライアンは、サリーの作品について「彼女のキャンバスに放たれた大胆な空間、途切れた色彩、勢いのある垂直性は、アボリジナル・アートとはこうあるべきで、こういう意味を持っているという白人の先入観を打ち砕く。私たちは彼女の作品を決まり切った視点で見たり、他のアボリジナル・アートとは比較したりせずに、新鮮な目で見るべきだ」と述べている(本展のカタログより)。
サリーの影響力は大きく、カイアディルト族の女性たちは刺激を受けて絵を描き出した。
故郷のベンティンク島に対する愛情が、絵画に
サリーはモーニントン島で創作活動をしていたが、そこは彼女が生まれ育った場所ではない。カイアディルト族の故郷は、モーニントン島の南に位置するベンティンク島だ。カイアディルト族は魚を釣り果物を収穫し、沼地を掘って水を得て生活していた。穏やかな暮らしが激変したのは、宣教師たちがキリスト伝道のために入り込んできてからだ。
宣教師たちは、1944年の時点で125人しかいなかったカイアディルト族をモーニントン島の伝道所に移住させ始めた。抵抗した人たちもいたが、ひどい自然災害のためにベンティンク島を離れざるを得なくなり、サリーや家族を含めて残っていた全員が伝道所に避難することになった。伝道所では文明化の名の元に、子どもたちに寮生活を強い、母語を話すことも禁じた(子どもたちに英語を教えた)。大人たちは簡易シェルターに住み、漁業や狩猟は許されたものの、誰もが、ここは自分たちの土地ではないという精神的な苦痛を抱えたという。サリーも、この混乱と失望の中で最初の子ども3人を失った。
カイアディルト族はこの避難生活を一時的なものだと思っていたが、結局、カイアディルト族に故郷のベンティンク島の土地所有権が公式に認められたのは1990年代になってからだった。これを機に、サリーは夫のパットや同郷人たちと共にベンティンク島に戻って暮らした。しかし、十分な医療サービスがなく資金援助も少ない状況で、約10年後には再び全員がモーニントン島に住むことになった。
サリーは、自分には、子どもたちにベンティンク島のことを伝える責任があると強く感じていたという。彼女が何度も描いたベンティンク島の各地は「ディビルディビ」「トゥンディ」「ニーニルキ」「マカルキ」「スウィアーズ島」「パットとサリーの国」。本展では、これらのシリーズがオーディオルームを挟んだ2つの大きい展示ホールに並んでいた。

サリーは「ディビルディビ」シリーズを最もたくさん描いた。この場所には、カイアディルト族の歴史と民族への思慕が込められている。ディビルディビは島の創造にまつわる物語に登場する魚でもあり、物語ではこの魚が湾に浮かぶ島々を作ったとされる。魚は最後には捕らえられて食べられてしまい、捨てられた肝臓が淡水の水源になったと伝えらえている。夫のパットはこの物語と場所を受け継ぐ者として、ディビルディビの名も授かっている。
「トゥンディ」は島の北部。ここはサリーの父の生誕地であり、このシリーズでは、風景、そして湾の影響で劇的に変化する天候を描いて島の自然美を表現している。サリーは絵具が乾き切らないうちに重ねて描いていくことで、色彩、色調、透明感を変化させた。
「ニーニルキ」は島の南東岸だ。睡蓮が咲き乱れる淡水のラグーンがあり、湿度が高い。このシリーズの太い黒い線は、カイアディルト族が沿岸に築いた魚用の罠を表しているという。ニーニルキには、サリーや家族が長年に渡る強制的な移住から戻って住んだアウトステーションと呼ばれる簡易住居があった。ニーニルキを描くことは、カイアディルト族の苦難を伝える意味もある。
「マカルキ」「スウィアーズ島」の2作は、カイアディルト族の女性アーティストたちとの共同制作だ。彼女たちはカイアディルト語の最後の話者で、祖先の土地への深い愛着を絵で示した。マカルキは重要な狩猟地で、サリーの兄が深く関わった土地でもある。彼はカイアディルト族の指導者の1人でアルフレッド王とも呼ばれた。スウィアーズ島はベンティンク島の隣にある島。「パットとサリーの国」はサリーが娘たちと一緒に描いた作品だ。
カイアディルトの人たちは、いつかベンティンク島にサリーの記念館を作りたいそうだ。それが実現すれば、記憶と想像、愛情と使命感の結晶といえる彼女の作品は、島の生命力からエネルギーを得て、一層輝くに違いない。 
—
Triennale Milano
EXHIBITION Mirdidingkingathi Juwarnda Sally Gabori
Fondation Cartier pour l’art contemporain
EXHIBITION Mirdidingkingathi Juwarnda Sally Gabori 特別サイト 
「サリー・ガボリ展」は、2022年、パリのカルティエ財団現代美術館でも開催された。
カルティエ財団とトリエンナーレデザイン美術館はパートナーシップを結んでいる。
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Photos by Satomi Iwasawa(一部提供)
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岩澤里美
ライター、エッセイスト | スイス・チューリヒ(ドイツ語圏)在住。
イギリスの大学院で学び、2001年にチーズとアルプスの現在の地へ。
共同通信のチューリヒ通信員として活動したのち、フリーランスで執筆を始める。
ヨーロッパ各地での取材を続け、ファーストクラス機内誌、ビジネス系雑誌/サイト、旬のカルチャーをとらえたサイトなどで連載多数。
おうちごはん好きな家族のために料理にも励んでいる。
HP https://www.satomi-iwasawa.com/
https://newsphere.jp/direction/20230714-1/

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笠井信輔に『アバター』最新作をブルーレイ&DVDで観るべき理由を聞いたら、その答えがアツすぎた!

2023-07-15 | 先住民族関連
ムービーウォーカー2023/7/14 19:50

世界歴代興行収入第1位を記録した『アバター』(09)。同作の13年ぶりの続編にして、『タイタニック』(97)を抜いて世界歴代興行収入第3位を記録した大ヒット作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22)のブルーレイ+DVDセット(3枚組)、4K UHD(5枚組)が発売中だ。ジェームズ・キャメロン監督が最新鋭の技術を駆使して撮影した圧倒的なスケールと大迫力の映像が自宅でも楽しめる機会がやってきた!ということで、年間130本以上の新作映画を観るという大の映画好き、フリーアナウンサーの笠井信輔が、ブルーレイやDVDならではの楽しみ方を解説する。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 6/30 ブルーレイ+DVDセット発売 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=UwevYSFPlNw
前作から10年後の物語が描かれる本作。元海兵隊員で、ナヴィとして生きることを決めたジェイク(サム・ワーシントン)と神秘の星パンドラの先住民ナヴィの女性、ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)は家族になり、優秀な長男ネテヤム(ジェイミー・フラッターズ)と兄に劣等感を抱く次男のロアク(ブリテン・ダルトン)、無邪気な末っ子のトゥク(トリニティ・ジョリー・ブリス)、そして巨大企業RDAとの戦いで命を落とした植物学者のグレースの実の娘でもある養女のキリ(共にシガーニー・ウィーバー)と共に平和に暮らしていた。しかし、地球人の侵略が再開し、再び戦いの日々を強いられることに。ナヴィ侵略を任されたのは、ナヴィと人間のハイブリット兵、リコンビナントとして蘇ったクオリッチ大佐(スティーヴン・ラング)。激しくなる戦闘から家族を守るため、ジェイク一家はトノワリ(クリフ・カーティス)とロナル(ケイト・ウィンスレット)が治める海辺の部族メトカイナ族の元に身を寄せる。そんななか、ジェイク一家と家族のように過ごしていた人間の少年、スパイダー(ジャック・チャンピオン)がクオリッチに捕らえられてしまう…。
※本記事は、『アバター』および『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のストーリーの核心に触れる記述を含みます。未見の方はご注意ください。
「本作をまだ観ていない人にこそ、最初にこのブルーレイで観られるのはラッキーだとおすすめしたい」
デジタル配信の普及により、パソコンやスマホでいつでも映画が観られる環境があるなかで、ブルーレイやDVDでこそ味わってほしい本作のポイントがいくつもあると語り始めた笠井。「現在の映画業界で最高レベルの映像を味わうことができるのが、ジェームズ・キャメロン監督が生みだした『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。それが自宅のテレビでも体験できるとなれば、観ないという選択肢はありません。世界歴代興行収入上位4作のうち3作がキャメロン監督作であるという事実(第4位は『タイタニック』)。それだけ人々の期待に応える作品を作り、興行的に失敗するという“パート2のジンクス”も乗り越えて、世の中に対してものすごいインパクトと感動を与えている監督の最新映画を見過ごしちゃいけないと伝えたいです」とニッコリ。
日本での興行収入にも触れながら、「前作は映画館で観たけれど、今回は観ていないという人は多いはず。3時間超えと尺も長いので、デジタル配信でもまだ観ていないという人もいると思うんです。しかし、本作をまだ観ていない人にこそ、最初にこのブルーレイで観られるのはラッキーだとおすすめしたいです。映画館でしか味わえないと思っていた圧倒的な映像美を自宅で堪能できる、こんなすてきな機会はありません!」。
すでに『アバター3(仮題)』が2025年、『アバター4(仮題)』は2029年、『アバター5(仮題)』も2031年に北米公開が予定されており、全部で5本のシリーズになるとされている。「シリーズはこれからどんどん盛り上がっていくので、ジェイクがナヴィになる前作は言わばエピソード0(ゼロ)と捉えることもでき、ネイティリと家族になったことで子どもたちなどのキャラクターがそろい、ここから壮大な物語が始まると言ってもいいくらいです。だからこそ、本作を押さえておけば大丈夫、ヒットシリーズに乗り遅れないで済むということをお伝えしたいです。『アベンジャーズ』や『スター・ウォーズ』、『ロード・オブ・ザ・リング』など大ヒットシリーズで乗り遅れた経験のある人にこそ、いまなら間に合う、そのためには情報満載の今回のパッケージ(ブルーレイやDVD)で『アバター』の世界を知り尽くしてほしいと思っています。気づけば前作から13年も経っていたので、実は僕自身も物語を忘れているところもあったりして(笑)。パッケージは特典映像がすごいのは言うまでもないことだけど、物語の復習にもすごく役に立ちました。新キャラクターも出てくるので、このタイミングでしっかりと押さえておけば、今後の壮大な物語にもちゃんとついていけるはずです」。
「地球環境を守りたい、争いごとをなくしたいという想いで作られていると感じた」
笠井の言葉どおり、『アバター』から『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』まで13年という月日が流れた。「早い段階で続編を作るって発表していたにもかかわらず、キャメロン監督は最初の2、3年は制作活動をしていないんです。これまでも様々な大作を撮ってきた人だから、アイデアが降りてくるまで、新しい発想を得るまではなにもしないというのもすごく納得できます。その間に彼がなにをしていたかというと、深海に潜って探検をしていたというわけ。先住民に対するサステナブルな支援活動などもやっていたそうです。つまり、ファンタジックな映画制作からリアルな活動に入って、自分はどうしていくべきかを考えていたらしいんです。探検家になるのか、映画人に戻るのかをすごく悩んだという話を聞いて僕が思ったのは、リアルな活動も大事だけど、地球環境や人と人との争いが無意味であることを世界中の人に伝えるためには、映画が一番という結論になったことは明白だということ。この映画は儲けたいとか、人を楽しませたい、感動させたい、これまでの記録に続きたいということよりも、ただひたすらに地球環境を守りたい、争いごとをなくしたいという想いで作られていると感じています」とキャメロンが本作に込めた想いを笠井目線で分析。
さらに、「きっと映画の売り上げをいろいろな慈善事業や自然保護団体に寄付されるだろうから、観るだけで環境保護につながる、貢献できると僕自身は思っています」と映画を観ることによって生まれる効果を付け加えた。
「自然環境に対する想いを丁寧に映像化し、美しい自然を滅してはいけないということに気づかせてくれます」
前作の舞台は森だったが、本作では海を舞台に壮大なアドベンチャーが繰り広げられる。「パート3以降は空や大陸へ行くと言われていますね。そうやって自然環境に対する想いを一つ一つ丁寧に映像化し、美しい自然を滅してはいけないということに気づかせてくれます」。続けて、「そしてもう一つ、先住民と言われている弱き人たちを、武器を持った強き者が侵略していいものか。争うことの無意味さを強烈に描いています。2022年12月の公開当時よりも、このことを僕たちがよりリアルに実感し理解できるのは、世の中にまだ終わらない戦争があるという現実を見ているから。それぞれの考え方があるなかで、戦争反対、環境・動物保護という主張を優先したキャメロン監督はやはりすごいなと思いました。この映画は最新技術で作られた単なるSF作品ではなく、キャメロン監督が本当に伝えたいメッセージを受け止めるという意味でも、いまこそ、この映画を観るタイミングなんじゃないかな」とそのメッセージ性にも言及した。
「同じ父親としてもいろいろなことを考えさせられました」
圧倒的な映像美とキャメロンからのメッセージと共に、笠井にインパクトを残したのは本作で描かれる父親の姿だ。「本作でのジェイクは父親として様々な困難に直面します。最初の鑑賞後は、前作『アバター』を見直して理解をより深めたくなりました。森で暮らす青い姿の種族の話という記憶だけでは到底追いつけない内容の物語が詰まっていたためです。ブログにも書いたのですが、前作をもう一度観てから『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観る。これが具体的には発表されていないけれど、想像できないくらい多額の製作費をかけた本作をしっかり受け止めることのできる、正しい向き合い方だと実感しています。ここでしっかり受け止めてこそ、次回以降の作品へと旅立っていけるのだから。そして、前作でネイティリと恋に落ちたジェイクが、本作では家族になっている。養女を含めて4人の子どもがいるという、アメリカ的な物語のなかで描かれる父親像の強大さを感じました」とシリーズとして楽しんでいくためのポイントと共に、本作で描かれた家族の物語に触れる。
「父親を中心とした家族形成、いわゆる家父長制にハッとしました。いま、家族を運営するうえで、厳しい父親って正直難しいんです。だけど、ジェイクは精神論も含めて昭和世代のような父親として描かれています。僕は昭和生まれで3人の子どもがいますが、食事の席ではテレビに背を向けた位置に座っています。それは、子どもたちがテレビを観やすいようにするため。笠井家にジェイクのような家父長制はありません(笑)。もちろん、叱るべき時は叱るけれど、ジェイクのようにやたら厳しくはしない。お風呂はお父さんが一番なんて、ないですから」。
ジョークも交えながらジェイクと自身の父親としての在り方を比較する笠井だが、あまり現代的とは言えない父親像を描いた意味に「なるほど」と納得したそう。「いつ、どんな時に災害が起きるかわからない。どこから敵が襲ってくるかわからない状況で家族を守るには、父親がどれだけの力を出せるかということがすごく大事になってきます。『アバター』でパンドラに来て、人の温かさや自然と暮らすことのすばらしさを知ったはずのジェイクが、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では海兵隊時代の彼に戻っているように感じました。だけど、それは再び始まってしまった戦いの日々においては必要なこと。強い父親像への憧れと懸念という2つが描かれ、てんこ盛りだなと思うと同時に、同じ父親としてもいろいろなことを考えさせられました。この13年の間にサム・ワーシントンとゾーイ・サルダナがプライベートでもそれぞれ父となり、母となったことで芝居がよくなっていることもプラスされ、よりリアルに気持ちが伝わってくるように感じました」。
「演じる人たちの凄まじさも別次元だなと驚かずにはいられないですよね」
ブルーレイやDVDのおすすめポイントは3時間を超えるボーナス・コンテンツを収録していることだと熱弁する笠井。「ボーナス・コンテンツを観てから、本編をもう一度観ると『アバター』の世界をすべて体験することができます」とアピール。「感動は倍以上になるし、こだわりにはびっくりすることばかりです。3時間以上と聞くと、本編も長いのにと尻込みしちゃう人もいるかもしれないけれど、観て損はない。むしろ、観ないと損だと心から言いたいです。短い映像がたくさん入っている形なので、知りたい情報を知るという使い方もできます」。
笠井のイチオシは水中シーンの撮影だ。「『アバター』の経験を踏襲して、役者をワイヤーで吊った撮影方法を試すリハーサルから映しだされるのですが、なんか違うってなるわけです。そして、海の部族らしい泳ぎに見せるために、巨大な水槽を作ることになります。これだけでも前作からのスケールアップを実感できてすごいことなのに、今度は酸素ボンベから出る泡が海の種族っぽくないって話になるわけです。どう解決したかというと、役者が素潜りすればいいという結論に。考えられない流れだけど、それを役者陣があっさり受け入れてやってしまうところにもびっくり」。ボーナス・コンテンツではなんと6分50秒の素潜りに成功し、喜ぶケイト・ウィンスレットの姿を確認できる。さらにあるインタビューでは、7分14秒という記録も作ったと話しているので驚きだ。笠井はそんなウィンスレットの潜在能力の高さも絶賛し、映像を振り返りながら「演じる人たちの凄まじさも別次元だなと驚かずにはいられないですよね」と、身振り手振りを交えて興奮気味に説明する。
「このすばらしい世界をご自宅で堪能できるなんて表彰したいくらい」
「僕がどんなに力説するよりも、メイキングシーンの該当箇所を数分観るだけで、そのすごさは実感できるはずです」と熱く語る笠井が、もう一つオススメしたいポイントとして、キリを演じたウィーバーを挙げる。「73歳(劇場公開当時)のシガーニーが14歳の少女を演じることができたのも、パフォーマンスキャプチャという技術があってこそ。彼女がキリを演じた意味などもメイキングや本編でいろいろと考えながら、今後の展開を想像するのも本作の楽しみ方だと思っています。本編だけでも圧倒的に高い満足感が得られますが、『アバター』の世界を網羅したいなら、ボーナス・コンテンツのチェックはマスト。このすばらしい世界をご自宅で堪能できるなんて、表彰したいくらいすごいことなんだよと、大きな声で言いたいです(笑)」。
https://moviewalker.jp/news/article/1145441/?from=imagetext

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台湾のアートロードトリップに出発! 「2023年第二回ロマンチック台三線芸術祭」開催中、8月27日まで

2023-07-15 | 先住民族関連
テーマは客家語で「彩りが多く美しい」という意味のFalabidbog(ファラビボ)。芸術祭を通じ伝統的な客家のイメージを覆します!
左脳創意2023年7月14日 10時01分
客家委員会が主催し、台湾5県市、150kmにおよぶ台湾最大の芸術祭「2023第二回ロマンチック台三線芸術祭」が、6月24日から8月27日まで開催されています。「Falabidbog(ファラビボ、客家語で「彩りが多く美しい」という意味)をテーマに、「アート」、「デザイン」、「飲食」という3ジャンルにおいてプロジェクトが展開されています。国内外55組のアーティストや21組のデザインチームが91のアート作品を制作。台三線地域の客家飲食店65軒の35の新・客家グルメも堪能できます。また旅行者向けに4つの無料シャトルバス路線を設け、60以上の芸術祭ミニツアーも企画されています。
台三線の旅は、客家、先住民族、閩南(ミンナン)、日本の文化が融合したユニークなものとなっており、台湾のディープで多様な文化を体験できます。

新竹横山|陳湘馥『眠れる少年』 落羽松林と客家の人々が信仰する土地神を祀る伯公廟を背景に休耕地で休む巨大な煌めくセンザンコウが、訪れる人々を迎えます。©️ロマンチック台三線芸術祭, 藤木植人, 山冶計画
* 芸術とイノベーションを通じ、台三線は「故郷を離れる道」から「故郷に帰る道」へ
蔡英文総統が「2023第二回ロマンチック台三線芸術祭」の開幕式に出席し、台湾で最長・最大の芸術祭の開幕を宣言しました。蔡総統は、「芸術祭の開催、多くの客家人が暮らす客家三六九(台三線、六堆、台九線)地域および客家文化芸術の復興まで、政府は国家レベルのパワーとリソースを駆使し、客家の言語、文化、産業を成長させ、客家の全面的な発展を推進してきました。ロマンチック台三線芸術祭は重要な国家政策であり、最も温かみのある、琴線に触れる、文化的感度の高いプロジェクトです。芸術とイノベーションを通じ文化を現地の文化産業へ昇華させ、『故郷を離れる道』から『故郷に帰る道』へ変化させました。」と述べました。
展示テーマは「浅山を歩く人々」です。チーフキュレーターの林怡華氏は、港千尋氏、馮馨氏、鄒婷氏の3人のキュレーターとともに、「浅山の生態」、「エスニックの織り成すもの」、「流動する記憶」、「世界の細道」などのサブテーマを設け、「私たちは皆同じ道を歩いている」という意味を表現しています。芸術祭には、台湾、日本、アメリカ、オーストラリア、アルゼンチン、フィリピン、ウクライナの7カ国から55組のアーティストが参加し、台三線の文化や歴史を知ることができる立体的で豊かな表現による作品を制作しています。陳湘馥氏の『眠れる少年』や廖建忠氏の『望郷』は、開発に起因する野生動物の苦境を表現しており、動物保護問題への意識を喚起しています。
* 見どころ2:台三線という独特な場所で、文化と歴史を物語る
今回芸術祭は、台三線エリアの狩猟のための山道、開拓、貿易、軍事など歴史的記憶の伝承を目指し、さまざまな特徴的な空間に作品を展示しています。苗栗(ミャオリー)公館(ゴングァン)にある 台湾中油(CPC)の施設「出磺坑(チュファンコン)」は清の時代に原油採掘が始まったアジア最初の油井で、台三線の樟脳産業を語る上で欠かすことができません。また苗栗(ミャオリー)南庄(ナンジュアン)南埔小学校の隣には、日本統治時代の校長が暮らしていた日本式宿舎があります。記憶劇場『橋を架ける』となっており多様な民族の融和問題を考えさせられます。竹東(ジュードン)の長春医院や213年の歴史がある惠昌宮(フイチャンゴン)、北埔(ベイプー)の邸宅など、多くの歴史的建造物ともコラボレーションしています。
* 見どころ3:現地住民と新しい客家生活を共創する
客家の人々の生活環境は以前とは異なり、集落文化は失われつつあります。どのようなデザインを通じて、人と環境の関係を再構築できるのでしょうか。歴史や文化の記憶を現代の客家生活に反映できるのでしょうか。デザイン導入プロジェクトキュレーターチームであるHarvest Ideationは、地元コミュニティと深く関わり、コミュニケーションやフィールドワークを通じて、現地のコミュニティに残された記憶、信念、生活を探求しました。そして現地住民の協力のもと共同洗濯場の空間リデザイン『曉江亭 Laundry Co-op』や、客家の人々が信仰する客家三山國王廟(お寺)と共に参拝エリアや供物台を改修した『客家廟の読み解き方』などを作り上げました。また地元の年配の方々が経営する『Black Humor|Let’s Jam in GUANXI』は、地元特産品である仙草をテーマにした斬新なカフェです。キュレーターチームはこれらを通じ、客家の生活課題に対する革新的な解決策を見出し、新たな未来を築きました。
* 見どころ4:食卓でも「ファラビボ」!地元食材を使った芸術祭限定メニュー
飲食キュレーター「Grand Vision Co., Ltd. (鴻梅文創)」の王詩鈺氏は多くの飲食関係者と共に、「アートは生活の中に、芸術祭はあなたのそばに」というコンセプトの下、台湾ファミリーマートや金色三麦、現地の客家料理レストランとコラボレーションし、多くの芸術祭限定メニューを提供しています。
台湾ファミリーマート全4100店では、台三線現地の客家食材を使用した「香檬柑蜜極鬆餅(シトラス&マーマレードパンケーキ)」、「擂茶夾心匠土司(ハッカシリアルティートースト)」、「全家私品茶鮮橙気泡青茶(オレンジティーソーダ)」など12種類の客家フレーバー商品が販売されています。芸術祭展示エリアの一つ台北エリアおよび台三線沿いの4店舗は芸術祭限定店となっています。
また金色三麦のクラフトビール技術を融合させ「台三線オレンジビール」を数量限定で販売。台湾全土15店舗では「ファラビボの夏!アートで楽しく集う時」と題し、伝統的な客家の味を現代風にアレンジした「山の幸海の幸サラダ(柑橘シトラスソース)」、「客家風チキンと野菜のパスタ」、「客家風塩味の豚肉ピザ」などを提供しています。
同時に、台三線にある客家飲食店12店舗が、期間限定の「芸術祭実験キッチン」となっています。家庭でも客家料理を作りたい方のために、現地の梅干菜(塩漬けにしたからし菜を干したもの)、ジンジャーリリー(ハナシュクシャ)、シソ、紅麹などを使用した4種類の「ロマンチックカンカン(缶詰)」も提供されており、客家の漬物や発酵技術の魅力を紹介しています。
* 見どころ5:無料の芸術祭シャトルバスで思い立ったが吉日
芸術祭期間中運行される無料シャトルバスや公式ツアーコースは、台湾国内で有名な旅行会社ライオントラベル(雄獅旅遊)が企画運営しています。
無料シャトルバスは4路線が運行。台湾新幹線新竹(シンジュー)駅を出発する便は8時間の日帰りプランで、3つの展示エリア、北埔(ベイプー)、公館(ゴングァン)、出磺坑(チュファンコン)から東勢(ドンシー)まで一度に巡ります。またライオントラベルは海外からの旅行客向けに12以上の専用路線を企画しました。それぞれ少なくとも1つの展示エリアおよび作品を鑑賞することができます。ニーズに合わせてロマンチック台三線芸術祭をお楽しみいただけます。
・芸術祭シャトルバスの詳細はこちら: https://event.jwimarketing.com/romantic3/jp/transportation.aspx
・公式ツアーコースの詳細はこちら:https://event.jwimarketing.com/romantic3/jp/
* 見どころ6:芸術祭限定グッズを集めて「ファラビボ」を持ち帰ろう
台三線のカラフルなアート旅行に合わせ、キービジュアルチーム「Bito」は、Tシャツ、タオル、ピンバッジ(車と柿の2種)、ステッカー、虫よけスプレー、台三線で一番人気の動物「石虎(タイワンヤマネコ)」をデザインしたフィギュアや刺繍入り帽子、台湾ビールの芸術祭限定グッズ9アイテムを制作しました。
・「石虎(タイワンヤマネコ)」デザインの台湾ビール(缶)は台湾北部の小売店で販売されています。他のアイテムはロマンチック台三線芸術祭各サービスセンター、芸術祭関連マルシェで随時販売されています。詳しくは公式SNSをご覧ください。
「ロマンチック台三線芸術祭」は、幸せを感じられる、台湾をもっと好きになる芸術祭です。生命力溢れる台三線で、台湾で最もロマンチックなロードトリップを楽しみませんか?
・PV第一弾 ~ロマンチック台三線、ファラビボの旅へ出かけよう!~
https://www.youtube.com/watch?v=WBiOlTrEgVM
・PV第二弾 ~3に注目!台三線で客家の《三拍子浪漫旅》を発見~
https://www.youtube.com/watch?v=d-5CjgAy-34
* 2023第二回ロマンチック台三線芸術祭(浪漫台三線芸術季)Romantic  Route 3
会期|2023.6.24-8.27
場所|台北、桃園、新竹、苗栗、台中
展示エリア
● 台北エリア:松山文創園区 台湾デザインミュージアム
● 第一展示エリア:龍潭、関西、竹東、横山、北埔、峨眉
● 第二展示エリア:三湾、南庄、獅潭、公館
● 第三展示エリア:大湖、卓蘭、東勢
作品公開時間|公式サイトをご確認ください
公式サイト|https://www.romantic3.tw/jp/
主催|客家委員会、桃園市政府、新竹県政府、苗栗県政府、台中市政府
総合プロデュース|財団法人客家公共伝播基金会、左脳創意
キュレーション|藤木植人、擷果創意Harvest Ideation、鴻梅文創Grand Vision Co., Ltd.
キービジュアル|Bito
旅遊および輸送サービス|傑森整合行銷JWI MARKETING CO., LTD
協力団体|行政院農業委員会林務局東勢林区管理処、台湾デザイン研究院
地方協力|龍潭区公所、関西鎮公所、横山郷公所、竹東鎮公所、北埔鎮公所、峨眉郷公所、三湾郷公所、南庄郷公所、獅潭郷公所、公館郷公所、大湖郷公所、卓蘭鎮公所、東勢区公所(公所=役所)
コラボ企業|台湾中油、全家便利商店(台湾ファミリーマート)、台湾煙酒(TTL)、華夏グラス、金色三麦餐飲(LE BLE D'OR)、SESN 夏樹沐石
ボランティアコーディネート|洄游創生(Migratory creation)
宣伝物制作|The Affairs 編集者新聞
Special Thanks|中華文化総会、台湾観光協会、LINE
地方パートナー|台三線芸術祭学校
公益パートナー|台湾石虎保育協会
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000049448.html

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「古代メキシコ」展 祈りが生み出した造形美

2023-07-15 | 先住民族関連
3文明の独創性と宗教観映す
日本経済新聞2023年7月15日 2:00 [有料会員限定]
紀元前15世紀からスペイン侵攻までの3000年以上、古代メキシコに独自の文明が花開いた。そのうち3つの代表的な文明を紹介するのが、東京・上野公園の東京国立博物館で開催中の「古代メキシコ」展だ。神々への祈りから生まれた造形物は独創性に満ちており、想像力を刺激する。
3文明のうち最初に展示されているのが、前100~550年ごろ、海抜2300メートルのメキシコ中央高原に存在したテオティワカン。「言語や...
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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72760750U3A710C2BC8000/

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阿寒などでテストツアー アイヌ文化の知恵紹介 9月の観光サミット後に実施 /北海道

2023-07-15 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2023/7/15 地方版 有料記事 788文字
 9月に道内で開催される「アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)2023」の閉会後に予定されている「ポストサミットアドベンチャー」に向けたテストツアーが13、14の両日、釧路市阿寒町などで行われた。
 阿寒湖で13日にあった「アイヌ文化ガイドツアー」は、あいにくの雨模様だったが、アイヌ民族で木彫作家の滝口健吾さん(41)が湖畔の林を案内。歌手の安藤まり子さんが1953年に歌って大ヒットした「毬藻(まりも)の唄(うた)」を日本語で歌った後、アイヌ語でも披露した。
 歌い終わった後で滝口さんは「マリモは嵐で湖畔に打ち上げられるので、アイヌは『卜ー・ラサンペ(湖の化けもの)』と呼んでいました」と説明。「晴れれば浮かぶ 水の上 曇れば沈む 水の底」などの叙情的な歌詞とは裏腹なマリモに対するアイヌの認識を指摘した。
・・・・・
【本間浩昭】
https://mainichi.jp/articles/20230715/ddl/k01/040/037000c

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