先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ウポポイ見学し館長に質問 親子向けに夏休みイベント

2024-07-30 | アイヌ民族関連

斎藤雅史 有料記事

2024年7月29日 22:25(7月29日 23:28更新)

参加した児童の質問に答える佐々木館長(奥)

 【白老】「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の中核施設である国立アイヌ民族博物館のバックヤードを巡り、佐々木史郎館長と話をするイベントが27日、初めて開かれた。町内外の親子連れ5人が参加し、佐々木館長に素朴な質問をぶつけた。

 夏休み向けの特別企画として開催。バックヤードでは約1万点の収蔵品を保管している収蔵庫や、展示運搬のために3トンまで積載可能なエレベーターなどを見学した。

 佐々木館長とは、同館2階のポロト湖を一望できる応接室で会った。・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1044146/


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幌尻岳の姿をコースターに 北見・仁木さんデザイン 国立公園指定を記念

2024-07-30 | アイヌ民族関連

土屋孝浩 有料記事

北海道新聞2024年7月29日 21:33(7月30日 0:09更新)

自らデザインしたコースターを手にする仁木まどかさん(星野雄飛撮影)

 【北見、平取】6月の日高山脈襟裳十勝国立公園指定を祝う記念グッズの木製コースターを、北見市のデザイナー仁木まどかさん(34)がデザインした。発注者は日高管内の平取町山岳会。同公園内最高峰の幌尻岳(2052メートル)の中腹にある幌尻山荘で販売を始め、売り上げの一部は登山道整備に使われる。

 コースターは直径約9センチの円形で1枚800円。表面に幌尻岳額平川コースの登山道をアピールする山容と山荘を配置。「日高山脈襟裳十勝国立公園 幌尻山2052m」の文字や、アイヌ語で大きい山を意味する「Mt.Poro sir」の文字などもレーザー加工で入れた。

 ・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1044086/


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<岩見沢>大切なもの次の世代へ 岩見沢アイヌ語勉強会「ミナパ」代表・泉裕さん(55)

2024-07-30 | アイヌ民族関連

斉藤千絵 有料記事

北海道新聞2024年7月29日 9:13

使い込まれたアイヌ語の辞書を手に、今後の活動について話す泉裕さん

 岩見沢市生涯学習センターいわなびで毎月第1土曜に岩見沢アイヌ語勉強会「ミナパ」を主宰する。

 アイヌ民族の講師を招いてアイヌ料理の調理試食会を開いたり、新十津川のコタン(集落)跡を訪ねたりと、勉強会で意識するのは言語だけではない生きた文化だ。「歴史や文化への想像力を持ち、互いに良い関係を築いていけたら」と願う。

 札幌市生まれ。もともとアイヌ文化や自然に興味があったものの、「自分がアイヌ語の勉強会を主宰するとは思ってもいなかった」と振り返る。

■出会いと別れ転機

 転機になった出来事が、二つある。一つ目は道職員だった約10年前、自宅を構えていた岩見沢市から網走市に単身赴任し、釧路管内弟子屈町の屈斜路コタンを拠点に活動するアイヌ民族の音楽家ア◆イ(豊岡征則)さんと出会ったことだ。

 自然に敬意を持ち、人間が絶滅させた生きものたちの魂を鎮める歌舞を奉納する「絶滅種鎮魂祭」などに信念を持って取り組むア◆イさんに「理解はできないものの、刺激を受けた」。より深く知りたいという気持ちから、独学でアイヌ語を学び始めた。

 さらに約8年前、高校を卒業したばかりの次女を難病の全身性エリテマトーデスで突然亡くした。「短い人生で、彼女はやりたいことをやり遂げることができたのか」。そんな思いが頭から離れなくなり、同時に「娘に『お父さんは自分のやりたいことをやってるの』と言われている気がした」

 50歳で道庁を早期退職すると、岩見沢市内の自宅でアイヌ語教室を開いていた元高校教諭の杉山四郎さん(76)の元で本格的にアイヌ語を学んだ。ミナパは、杉山さんの勧めで22年1月に開設。今年1月には、教室を閉じた杉山さんから生徒を引き継いだ。

■笑い合える社会に

 ミナパは、アイヌ語で「みんなで笑う」の意味。差別や分断を乗り越えて、さまざまな民族やバックグラウンドを持つ人たち皆が笑い合える社会になるようにとの願いを込めた。

 ・・・・・・・

 ※◆は「ト」の右上に〇

 <略歴>いずみ・ゆたか 1969年、札幌市生まれ。札幌光星高を卒業後、東京の大学を経て道庁入り。当時の空知支庁(現・空知総合振興局)、滝川保健所などに勤務した。2020年3月に早期退職。22年に岩見沢アイヌ語勉強会「ミナパ」を立ち上げた。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1043719/


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「日本人離れした肉感的な体」のアイヌに出自をもつ謎めいた女性…作者の批評眼が隠された『谷から来た女』(レビュー)

2024-07-30 | アイヌ民族関連

ブックバン 7/29(月) 6:00

 桜木紫乃は北海道に生まれ、現在も道内で暮らしている。この作家にとっての「アイヌ」は、存在はもちろん、そこにまつわる様々な問題のすべてが、日常の風景のひとこまでもあったのだろう。

 私の母方の一族も、代々、北海道の人間である。子どものころ、「あなたにはアイヌの血が入ってるのかもしれないね」と言われることがよくあった。遥か遠くまで先祖を辿れば、ひょっとして、などと今も思う。

『谷から来た女』は、アイヌの出自をもつミワという女性を中心にして、六つの短編で構成された連作短編集である。ミワは才能に恵まれた、多忙なアイヌ紋様デザイナー。「日本人離れした肉感的な体」をもち、謎めいた雰囲気をたたえ、熱を上げた男たちと深い関係になることもあるが、決して色恋には溺れない。創作に命をかけ、感情を抑制し、執拗に自身の内側を見つめながら生きている。

『谷から来た女』桜木紫乃[著](文藝春秋)

 タイトルにもある「谷」というのは、かつてアイヌの人たちが暮らしていた里を意味する。身体に同じ血が流れている人々が、支え合いながら生活を営む集落。穏やかでやさしい時間が流れる場所だったはずなのに、里はダム建設のため、水底に沈められた。

 アイヌ民族の先住権を争うダム裁判は現実にあったことだが、作中、裁判の詳細や先住民たちの苦悩の数々、少数民族者が受けてきた差別やいじめに関する具体的な描写はほとんど見られない。作者の批評眼も物語の奥深くに隠されている。描かれているのはあくまでも、その「谷」に向かう女と「谷」から来た女、そして、彼女たちと深く浅くかかわりをもった人々の心模様なのだ。

 文体は平明で、余計なものが削ぎ落とされている。過剰な説明や心理描写に偏らない。この作家特有の割り切りのよい文章の魅力が充分に活かされ、登場人物たちの猥雑でもの悲しい、それぞれの人生の断片を際立たせている。

 作者が二十年ほど前から温め、いつか書きたいと願っていたテーマだったという。密かに熟成発酵させながらも書き出すきっかけがつかめずにいたのが、ミワのモデルとしか思えない女性と知り合ったことで、作品世界が完成し、執筆の運びになったと聞いた。

 ミワの強靱さと冷やかな知性、そして絶対的な孤独。彼女に惹かれ、縁をつないだ市井の人々の中にもまた、よく似た孤独があることをこの小説は訴えかけてくる。

[レビュアー]小池真理子(作家)こいけ・まりこ

協力:新潮社 新潮社 週刊新潮

 Book Bang編集部

 新潮社

https://news.yahoo.co.jp/articles/b6187674a0b25201caf9f1fbb58416fae8aaf512


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「飯田線に魅せられて」刊行〝オバ鉄〟2人が沿線旅/歴史や自然、構造物など取材

2024-07-30 | アイヌ民族関連

東日新聞2024/07/30

新刊書を掲げる太田さん㊧と神川さん

 「オバ(おばさん)鉄」を自称する好奇心おう盛な女性2人が、JR飯田線と沿線を旅してまとめた2冊目の書籍「飯田線に魅せられて」(発行・新評論)を刊行する。東三河を含む各地の歴史や見どころを、話しかけるような文体で紹介し、鉄道ファン以外の関心もそそる本になった。
 書いたのは、浜松市天竜区に住んでいた太田朋子さん(61)=掛川市=と、同区の神川靖子さん(55)。身近な鉄道の建設にアイヌ民族の測量技師、川村カ子トが命懸けで貢献した経過を調べるうちに、飯田線にのめり込んだ。
 2017年には初の共著「飯田線ものがたり」(同)を出版。全線開通(1937年)から80年の節目に、その功労者の足跡を追った本が出たことは反響を呼んだ。
 トークイベントに招かれたり、新たな情報を寄せてくれる読者が現れたりして、2人の飯田線人脈は拡大する。こうした縁に後押しされ、さらに取材を進めた成果を今回の新刊書に盛り込んだ。
 東三河関連では例えば、俳人・種田山頭火の鉄道旅▽豊川駅(1897年開業)の初代駅舎が移築された後のてん末▽支線が通じていた豊川海軍工廠(こうしょう)での悲劇―などに触れている。
 また、飯田線活性化に向けた提言をする佐藤元英ヤマサちくわ社長へのインタビューも掲載した。
 太田さんは「歴史、自然や構造物などさまざまなことを書いた。それぞれの興味に応じて、飯田線に乗るきっかけにしてもらえれば」と話す。
 神川さんは「今回は戦争との関わりという重いテーマも扱った。外国人捕虜が鉄道で運ばれてダム工事に当たったことなどを、読者の皆さんに知ってほしい」と語った。
 8月2日発売で、精文館書店豊橋本店、本の豊川堂本店などの書店に並ぶ。定価は税抜き2200円。

https://www.tonichi.net/news/index.php?id=110064


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舞踊実演や文様体験でアイヌ文化紹介 交流会にぎわう

2024-07-30 | アイヌ民族関連

十勝毎日新聞2024/07/29 14:57

ムックリの演奏を披露する帯広カムイトウウポポ保存会のメンバー

 国連の「世界の先住民の国際デー」(8月9日)にちなんだ「アイヌ文化交流会」(帯広市アイヌ生活文化展実行員会主催)が27、28の両日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。アイヌ文様の体験や舞踊実演を...

●この記事は会員限定です。

https://kachimai.jp/article/index.php?no=613867


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【難読】女性が選ぶ「地元民しか読めないと思う北海道の一級河川」ランキング! 2位は「鵡川」、1位は?

2024-07-30 | アイヌ民族関連

ねとらぼ7/29(月) 21:05

 ねとらぼではアンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の女性を対象に「地元民しか読めないと思う北海道の一級河川はどれ?」というテーマでアンケートを実施しました。

【画像:ランキング13位~1位を見る】

 北海道の一級河川の中で、多くの女性から「地元民しか読めない」と思われていたのはどの河川名だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!

●第2位:鵡川(むかわ)

  第2位は「鵡川(むかわ)」です。得票率は11.8%でした。鵡川は北海道の中部、日高山脈の狩振岳を源流とし、太平洋へと注いでいます。

 鵡川の語源については、アイヌ語の「ムッカ・ペッ(ふさがる川)」や「ムカ(水の湧く)」など諸説あります。シシャモが遡上や産卵をすることで知られているほか、流域の8割以上は森林に覆われているのも特徴です。

●第1位:後志利別川(しりべしとしべつがわ)

 第1位は「後志利別川(しりべしとしべつがわ)」でした。得票率は48.8%です。後志利別川は、長万部岳に発する道南で唯一の一級河川。

 「後志」は旧国名で、「利別」はアイヌ語由来とされています。流域はサケの漁業で発展し、人々の生活拠点となっていました。国土交通省の「清流日本一」に何度も認定されており、アユやヤツメウナギが生息しているのが特徴です。

たびと

https://news.yahoo.co.jp/articles/a28d9573d4292ee49dff0a236782e7a1926103f9


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