日刊スポーツ 3/12(水)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員(82)は12日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、今夏の参院選比例代表に杉田水脈元衆院議員(57)の公認を決めた自民党総裁の石破茂首相の判断を厳しく批判した。
自民党は9日の党大会で、参院選の公認候補予定者を発表し、杉田氏をその1人として公表。杉田氏は壇上で石破首相と握手をかわし、手をあげてアピールした。杉田氏は、旧安倍派の派閥裏金事件で党役職停止6カ月の処分を受け、昨年の衆院選に立候補しなかった。また、アイヌ民族や在日コリアンなどへの差別的言動について法務当局から人権侵犯と認定された経緯がある。杉田氏は党大会後の取材に、公認決定の選考過程で執行部側から差別的言動について問われなかったとし、「投稿したブログは削除し、謝罪している。終わった問題」との認識を示した。
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小沢氏は9日の投稿で、杉田氏の主張を報じたネットニュースを引用し「言葉も無い」と投稿。別の投稿では「石破総理は少しはマシなのではないか、と期待する人もいただろう。だが、これを見てそうした人々も言葉を失ったはず。自民党は完全に壊れた。失ったのは『良識』。だからこそ自民党は政権も失うべき。刮目を。投票へ」とつづった。
小沢氏は、11日の投稿でも「差別に苦しみ悩み、命まで絶つ人もいるというのに、そうした国民に寄り添うどころか、嘲笑い、とことん追い詰めようとする自民党。国際的にも恥ずべきこと。都議選、参院選は日本国民の『良識』が問われる選挙となる」とポスト。さらに、・・・・・