(2011年2月11日 読売新聞)
フランスが核実験を繰り返した仏領ポリネシアのタヒチを訪れた高校生平和大使たちが10日、長崎市で帰国報告会を開いた。長崎西高2年鈴木慶爾さん、活水高1年山口真莉絵さん、佐世保南高2年佐生悠香さん、福岡市の筑紫女学園高3年の大神櫻子さんが出席し、現地での活動などを語った。
船で世界を巡り、各地で核兵器廃絶を訴えようと、民間活動団体(NGO)「ピースボート」(東京)が主催した船旅に、1月23日~2月5日まで参加。タヒチには5日から3日間滞在し、9日に帰国した。
現地では、船旅に同行したタヒチの核実験の健康被害者や、豪州のウラン鉱山近くの先住民たちとともに、核による被害を考えるセレモニーに出席し、共同声明を採択。中学校では、核兵器廃絶に同意する155人分の署名を集めたという。
4人は「200回近くも核実験が行われ、現地の人々が健康被害を訴えていることを初めて知り、これまで不勉強だったと反省した」などと感想を述べていた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20110210-OYT8T01148.htm
フランスが核実験を繰り返した仏領ポリネシアのタヒチを訪れた高校生平和大使たちが10日、長崎市で帰国報告会を開いた。長崎西高2年鈴木慶爾さん、活水高1年山口真莉絵さん、佐世保南高2年佐生悠香さん、福岡市の筑紫女学園高3年の大神櫻子さんが出席し、現地での活動などを語った。
船で世界を巡り、各地で核兵器廃絶を訴えようと、民間活動団体(NGO)「ピースボート」(東京)が主催した船旅に、1月23日~2月5日まで参加。タヒチには5日から3日間滞在し、9日に帰国した。
現地では、船旅に同行したタヒチの核実験の健康被害者や、豪州のウラン鉱山近くの先住民たちとともに、核による被害を考えるセレモニーに出席し、共同声明を採択。中学校では、核兵器廃絶に同意する155人分の署名を集めたという。
4人は「200回近くも核実験が行われ、現地の人々が健康被害を訴えていることを初めて知り、これまで不勉強だったと反省した」などと感想を述べていた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20110210-OYT8T01148.htm