不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

タヒチでの反核活動報告 高校生平和大使が帰国

2011-02-11 | 先住民族関連
(2011年2月11日 読売新聞)

 フランスが核実験を繰り返した仏領ポリネシアのタヒチを訪れた高校生平和大使たちが10日、長崎市で帰国報告会を開いた。長崎西高2年鈴木慶爾さん、活水高1年山口真莉絵さん、佐世保南高2年佐生悠香さん、福岡市の筑紫女学園高3年の大神櫻子さんが出席し、現地での活動などを語った。

 船で世界を巡り、各地で核兵器廃絶を訴えようと、民間活動団体(NGO)「ピースボート」(東京)が主催した船旅に、1月23日~2月5日まで参加。タヒチには5日から3日間滞在し、9日に帰国した。

 現地では、船旅に同行したタヒチの核実験の健康被害者や、豪州のウラン鉱山近くの先住民たちとともに、核による被害を考えるセレモニーに出席し、共同声明を採択。中学校では、核兵器廃絶に同意する155人分の署名を集めたという。

 4人は「200回近くも核実験が行われ、現地の人々が健康被害を訴えていることを初めて知り、これまで不勉強だったと反省した」などと感想を述べていた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20110210-OYT8T01148.htm

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「核被害者の連帯重要」 高校生大使ら タヒチ訪問報告会

2011-02-11 | 先住民族関連
=2011/02/11付 西日本新聞朝刊=

核兵器廃絶を訴えるため、南太平洋の仏領ポリネシア・タヒチ島を訪れていた長崎、福岡の「高校生平和大使」と被爆者らが10日、長崎市で帰国報告会を行った。平和大使たちは「言葉や文化の壁を越え、一緒に平和活動に取り組めることを確信した」と語った。

 非政府組織(NGO)ピースボートの平和事業の一環で1月23日に出発し2月9日に帰国した。船上では、タヒチの核実験被害者やウラン鉱山の放射能汚染に苦しむオーストラリアの先住民らと意見交換し、「若者共同声明」を作成。現地ではオスカー・テマル前大統領と面会したほか、中学生と交流し核兵器廃絶を訴える署名活動もした。

 長崎西高2年の鈴木慶爾さん(17)は「若者の平和活動は世界で注目されていると実感した」といい、福岡市の筑紫女学園高3年大神櫻子さん(17)は「自分たちの平和活動の経験を世界に伝えていく立場になったと感じた」と語った。

 ピースボートの川崎哲(あきら)共同代表は「世界の核被害者が連帯する意義は大きい。情報交換を続けていきたい」と話した。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/226088

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌大学ウレシパクラブが2月17日に札幌市立西岡北小学校で「アイヌ教育授業」を開催

2011-02-11 | アイヌ民族関連
大学プレスセンター2011/02/11

札幌大学ウレシパクラブでは2月17日(木)に、大学近隣の札幌市立西岡北小学校で「アイヌ教育授業」を開催。ウレシパ・スチューデントとウレシパ・ティーチャーの17人が、子どもたちと交流しながらアイヌ文化の伝承活動を行う。

 札幌大学ウレシパクラブ(※)では、アイヌ民族の歴史や文化を深く研究するとともに、アイヌ文化振興のための活動を担うことを通じて、アイヌ民族の社会や文化に対する理解を促進している。
 2月17日(木)、この活動の一環としてウレシパ・スチューデントとウレシパ・ティーチャー17人が大学近隣の札幌市立西岡北小学校の総合的な学習の時間『西北タイム』において、子どもたちと交流しながら「アイヌ教育授業」を行う。

 この授業は、アイヌ教育副読本でアイヌ民族の歴史や文化等を学習している同小学校の4年生を対象に行われ、ウレシパ・スチューデントが中心となって、アイヌの古式舞踊やクイズ形式でアイヌ文化について子どもたちと一緒に学習するものです。少しでもアイヌ文化を身近に感じてもらうため、分かりやすく楽しみながら学習できる内容となっている。

 来年度から小学校で新しく使われる社会科の教科書で、アイヌ民族の風習や伝統文化を紹介する内容が増えることから、ウレシパクラブでは今後も子どもたちにアイヌ文化についての理解を深めてもらうための活動の充実に努めていく。

【日時】
 2月17日(木)5・6校時
【場所】
 札幌市立西岡北小学校(札幌市豊平区西岡3条6丁目7-20)
【内容】
 1.アイヌ古式舞踊『鶴の舞(二風谷)』を踊ろう
 2.アイヌ文化○×クイズ

※ウレシパクラブとは
 平成22年4月から札幌大学で開始した、毎年一定数のアイヌ子弟を受け入れ、未来のアイヌ文化の担い手として育成するとともに、大学内に多文化共生コミュニティのモデルを創り出す仕組みを整える活動である「ウレシパ・プロジェクト」を推進する組織。
 ウレシパとは、アイヌ語で「育て合い」を意味する。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=2587

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンサート:ケーナとアルパのデュオ、冬に南風吹き込む--千葉で26日 /千葉

2011-02-11 | 先住民族関連
毎日新聞 2011年2月10日 地方版

 ◇人類の調和表現
 千葉市に住むケーナ奏者、八木倫明(りんめい)さん(53)と「アルパ」(ラテン・ハープ)奏者、池山由香さん(25)のユニット「デュオ・ケーナルパ」が、26日午後7時から千葉市美浜文化ホールの音楽ホールで「第3回南風のコンサート」を開く。
 ケーナは、南米アンデス地方の先住民の縦笛。アルパは、ヨーロッパ人によって南米に持ち込まれたハープを先住民が模した民俗楽器だ。二つは同じ南米で生まれ育った楽器だが、ジャンルも調性も異なり、共演はめったにないという。
 2人は09年7月にデュオを結成し、東京を中心に活動してきた。昨年、八木さんが千葉市へ転居したのを機に県内初の公演を企画。ファーストアルバム「広い河の岸辺」の発売記念も兼ねている。
 演奏曲目のスコットランド民謡「広い河の岸辺」(八木倫明さん訳詞)やペルーの「コンドルは飛んで行く(自由の風求めて)」(ダニエル・アロミア・ロブレス作曲、八木さん作詞)などは、池山さんがハープを弾きながら歌う。他に「埴生の宿」「ラピュタ・シチリアーナ」などを披露する予定。
 「弾きながら歌うアルパ奏者は日本では珍しい」と八木さんは言う。「パラグアイの首都アスンシオン市と千葉市は姉妹都市です。パラグアイ音楽の紹介もしますが、南米にとどまらず世界各地の音楽を融合させて人類の調和を表現したい」

 前売り2000円、当日2500円。問い合わせはプラネット・ワイ(電話03・5988・9316。平日午前11時~午後6時)。【渡辺洋子】
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20110210ddlk12200200000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

100羽を超える野生のタンチョウが目前に=見どころ満載「冬の釧路」

2011-02-11 | アイヌ民族関連
jiji.com2011年2月9日

 阿寒と釧路湿原、2つの国立公園を有し、北海道の東に位置する釧路地方。冬場は降雪量が少く、夏でも平均気温は20度程度と道内では過ごしやすい地域となっている。今回、冬の釧路を訪れ、冬期限定の「タンチョウの給餌」やイベント、アクティビティを体験してきた。
 釧路空港から車で20分ほどの場所、阿寒町には100羽を超えるタンチョウが飛来する阿寒国際ツルセンターがある。釧路湿原で暮らす特別天然記念物のタンチョウは、湿原で餌が取れなくなる11月から3月までの間、人工給餌を行う施設にやってくる。同ツルセンターでは、朝に乾燥したトウモロコシを、午後は川魚のウグイを与えている。来場者は目の前で給餌の風景を見ることができる。隣接する鶴居村にも多数のタンチョウが舞い降りる給餌場「鶴居・伊藤タンチョウ サンクチュアリ」や「鶴見台」があり、阿寒・鶴居はタンチョウを満喫できる一大エリアとなっている。
 釧路市街から車で1時間20分ほど、特別天然記念物「マリモ」が有名な阿寒湖では、冬にしか開催されないイベントやアクティビティが用意されている。凍結した阿寒湖に穴を開け、釣り糸を垂らす「わかさぎ釣り」や氷上を快走できる「四輪バギー」、運転のできない人でも氷上のスピードを体験できる「バナナボート」などが堪能できる。
 夜はイベント「阿寒湖氷上フェスティバル」が開催されている。炎をテーマにしたセレモニーでは来場者が参加できる点火式があり、イベントの最後には澄み切った空気の中、氷上で華麗な花火が打ち上げられる。開催は3月31日まで。
 阿寒湖より数分歩いた所にはアイヌの民芸品店や劇場などが軒を連ねる「アイヌコタン」がある。コタンの最も奥に位置する劇場では、アイヌの古式舞踊「オンネチセ」を鑑賞することができる。【時事ドットコム編集部撮影】
http://www.jiji.com/jc/movie?p=top208-movie02&s=222&re=e

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本伝統工芸展 県内作家らの意欲作も並ぶ 福岡市・岩田屋

2011-02-11 | アイヌ民族関連
=2011/02/10付 西日本新聞朝刊=

 第57回日本伝統工芸展福岡展が9日、福岡市・天神の岩田屋7階で始まった。全国各地の工芸家の入賞・入選作とともに、日本工芸会会長賞を受賞した久留米市の松枝哲哉さんの久留米絣(がすり)着物「遥光(ようこう)」をはじめ博多人形師の作品など県内の工芸家の意欲作が並んでいる。14日まで、入場無料。
 約390点が展示された会場で、県内からは、人形部門で3度目の鑑査(審査)委員を務めた中村信喬さんの、りりしい行者の人形「那智氷雪」や、宗田智幸さんのアイヌの男性像「レラ(風)」、白水英章さんの漁師像「黒潮」が並んだ。
 染織部門では、茶色の濃淡のある棒縞(ぼうじま)を生かし、日本工芸会奨励賞を受賞した築城則子さんの「小倉縞木綿帯『面影』」、釜我敏子さんの型絵染作品、松田えり子さんの紋紗着物など。松枝さんの「遥光」は、銀河のかなたからの光をモチーフにし、「宇宙という無限を織り上げる感性」などと高い審査評を得た。
 陶芸部門では、銀彩を施し円弧文をモダンに描いた石原祥嗣さんの「円弧文白銀瓷(じ)器」やヒョウタン文様を天目釉(ゆう)で表現した吉田浩通さんの鉢のほか、井上菊さん、宮原隆次さんらの作品が注目を集めている。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/225861

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蝦夷地探検家の足跡紹介 東京・京橋で松浦武四郎展開催中

2011-02-11 | アイヌ民族関連
msn.産経ニュース 2011.2.9 21:29

 幕末に蝦夷地(現在の北海道)の地形をアイヌ民族と協力して調べ、「北海道」と名付けた探検家、松浦武四郎の足跡を紹介する展覧会が、東京都中央区京橋のINAXギャラリー1で開かれている。
 松浦は文化15(1818)年、現在の三重県松阪市で生まれた。17歳から旅を始め、27歳までに東北から九州までを踏破した。蝦夷地探検は28歳から41歳までに計6回実施。伊能忠敬と間宮林蔵が輪郭の実地測量を終えていたが、空白だった内陸部の原生林を、松浦は1人で巡り、270人以上のアイヌ人の協力を得て山や川の位置を歩測で地図にした。
 明治維新後では、開拓判官に登用され「北海道」と命名したが、明治3年、アイヌ民族への理解と保護をめぐって意見が異なり辞職。晩年も北海道の紹介に努め、調査の成果は地図、鳥(ちょう)瞰(かん)図(ず)、紀行文、アイヌ伝説、9800ものアイヌ語一覧、北海道を紹介するすごろくや、携行可能な案内など、生涯で150冊以上にのぼった。
 会場では、経緯度1度を1枚とする大きな切図「東西蝦夷山川地理取調図」全26枚のうち、十勝平野周辺、稚内・利尻島・礼文島周辺など7点の実物や、木版刷りが美しい動植物の画など計約30点を展示し、学者、探検家、編集者など多彩な側面を紹介している。
 来場者の注目を集めているのは、松浦が晩年、東京・神田五軒町の自宅の一角に建てた書斎「一畳敷」(実物は東京都三鷹市の国際基督教大学内)。
 全国を旅して知り合った人々から贈られた京都・渡月橋の橋げたや伊勢神宮の遷宮で取り換えられた材木など91カ所の古材を用いており、旅を思い出すようなぜいたくな空間だという。明治の評論家、内田魯庵は「好事の絶頂」と評した。
 「幕末の探検家 松浦武四郎と一畳敷」展は19日まで。日曜祝日休館。無料。(電)03・5250・6530。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110209/tky11020921310019-n1.htm

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

骰子の眼・体感温度-30度!?スノーシアターで行われる『みゆき野映画祭in斑尾2011』 開催

2011-02-09 | 先住民族関連
webDICE 2011-02-09 14:33

2月10日~12日迄斑尾で開催される映画祭の企画者・橋本晴子さんが語る北欧の映画祭を日本に届ける理由

雪のスクリーンで上映される映画祭がある事を皆さんは知っていましたか?記事の最後の動画を見てもらえば、行ってみたい!と思うはず。ただし寒さに弱い人は無理です。ホームページには注意として次のよな記載があります。
「スノーシアターは周囲の壁も、スクリーンもすべて雪です。すり鉢のようなシアターで、座席は雪の椅子です。夜、雪の森から吹く風はスノーシアターの雪の影響で、周囲より更に冷たい温度の風が吹きます。お客様によっては、-30度くらいに感じるとおっしゃるかたもいらっしゃいます。北極圏にオーロラ鑑賞に行かれる際のような防寒対策をお願いします」。
北極圏!?映画を見るのに生死を彷徨う冒険なみの防寒を強いる映画祭というのに興味を持ち、主催団体であるスノーコレクティブの代表橋本晴子さんに話しを聞きました。

ワールドワイドなサーミの映画祭に触発された
みゆき野映画祭では、北極圏イナリ村SIIDAで毎冬開催されているスカブマゴバッド(SKABMAGOVAT)映画祭と同じサイズの雪のスクリーンを使っています。いまサーミ(北緯66度33分以北の北極圏で生活する少数民族)の映画祭は5つありますが、雪で作ったスクリーンを使う映画祭はサーミのスタンダードになっています。

2007年、最初にその映画祭に行ったとき、席に座った瞬間から、これを日本に持ってこようと思った。その理由は3つあって、まず映画館に感動したことがあります。シアター自体、雪の建造物のインパクトがすごかった。樹氷の森の中をずっと歩いた先が、いきなりぽっかり空いて、そこにインカの遺跡みたいに、ほんとうにきれいな直角のラインの、コンクリートで作ったような高さが4メールの雪で作った壁があって。北欧の昼の薄青い中見たときは寝ているみたいだったけれど、夜になって行ったらたいまつやキャンドルが入ってライトアップされていて、劇場という生き物が生き返ったみたいに感じたんです。
劇場の中も雪でできているのですが、向こうでは雪の上の直に座ったりはせずに、木を編んだものやウレタンマットを敷き、その上に銀の防寒シートを敷いて、さらにその上にトナカイの毛皮を敷いている。トナカイの毛皮ってぜったい水も寒さも通さない。マイナス70度まで行けると言われている動物なんです。向こうの人はトナカイの毛皮はブルーシート感覚でいろんなところに使うんですよ。

2つ目は、そこで上映されていたサーミの映画がヒットだったんです。映画ごとに、日本のこういう世代はきっと観たいと思うという感想を持ちました。なかでも、きっと30代の結婚していない女性が観たらいっぱい共感するだろうな映画があって、それが『サーミ・ニエイダ・ヨイク』でした。サーミの娘の歌、という意味です。

3つ目は、映画祭の考え方に感動したことです。サーミの映画祭は他の映画祭と違って、自分たちサーミの民族の映画だけじゃなくて、世界の先住民族と交流を持ちたいと、外に発信しようとしていたんです。10年間にわたって世界の先住民族の住むエリアを地球上のいくつかのパートに分けて毎年決めて、その地域で映画を撮っている監督を招待して、プログラムを組んでいるんです。その感覚がすごいと思った。地球の端にいるんだけれど、いつもワールドワイドなんです。スカブマゴバッドは私の価値観を覆してくれました。

そして自分たちの文化を残すことに意識的。北欧の映画は基本ドキュメンタリー・ベースなので「もっと民族意識の強いものを」という堅い意見も多いのですが、当時の映画祭のディレクターは包容力の広い人だったので、いろんな映画を良しとしていて、私の感覚と似ていた。他のサーミの映画祭と違って思想とスタイルも好きだったんです。

人に良いよこれって言えるポイントがすごく多かったので、この映画祭をとにかく自分がかけられるお金と時間の範囲で持ってきたかった。だからみゆき野映画祭は「映画業界ってどんなの?」「字幕ってどうやってつけるの?」っていうところからスタートしました。
(インタビュー:浅井隆 構成:駒井憲嗣)

http://www.webdice.jp/dice/detail/2877/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマゾン先住民、熱帯雨林のダム建設に反対しデモ-完成なら世界3位

2011-02-09 | 先住民族関連
(bloomberg.co.jp更新日時: 2011/02/09 10:44 JST )

2月8日(ブルムバーグ):ブラジルの首都ブラジリアで、伝統的なボディーペインティングを施し、やりを持ったアマゾン先住民のインディアン約200人が、熱帯雨林で計画されている110億ドル(約9100億円)規模のベロモンテ水力発電ダム建設に反対するデモ行進を行った。このダムは、完成すれば世界3位の規模となる。

 赤と黒のペインティングを施したインディアンたちは議会と大統領府の前でスローガンを唱え、50万人が署名した請願書をルセフ大統領に手渡した。エネルギー省ではシングー川周辺地域の開発に反対する抗議行動を計画している。

 開発区域で妻と6人の息子、23人の孫とともに暮らすカシーキ・タクマレさんは「われわれはシングー川を今のままの状態にしておくよう望んでいる。家族全員がそこで住んでおりここより良い場所はない」と語った。

 ベロモンテダム開発により、熱帯雨林516平方キロメートルが浸水するほか約1000人のインディアンが移転する必要があるとされている。環境面の被害を懸念し、映画「アバター」のジェームズ・キャメロン監督も昨年、このプロジェクトを批判した。ダム建設は、ブラジルが急速な経済成長を遂げるなか、エネルギー供給拡大を目指す政府の計画の一環。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 堀江 広美 Hiromi Horie     hhorie@bloomberg.net Editor:TakeshiAwaji記事に関する記者への問い合わせ先:Katia Cortes in Brasilia at kcortes@bloomberg.net

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aYyzhTqP5EYI

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マレーシアの運営会社株売却問題、2審はカルフールが勝訴

2011-02-09 | 先住民族関連
(マレーシア・ナビ 2011/02/09 09:12 JST配信)

【クアラルンプール】 小売大手の仏系カルフールがマレーシア事業における共同出資者と争っていたブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)枠30%の株式の買い取りについて、2審の控訴裁判所はカルフール側の訴えを認める逆転判決を言い渡した。共同出資者のハルタジャヤ・ハルモニ社は、判決を不服として連邦裁判所に上訴する方針。カルフール小売事業は、マレーシアではマグニフィシェント・ダイアグラフ社の下で運営されている。
同裁判はハルタジャヤが保有する1億1,571万株の移動差し止めを求めて、同社が昨年11月に裁判に訴えていたもの。カルフール側がコールオプションを行使して2,300万リンギでの買い取りを求めたが、ハルタジャヤはその額では投資益が出ないと主張、カルフール側に上乗せを要求していた。1審の高等裁判所は、ハルタジャヤの訴えを認める判決を下し、カルフールが控訴していた。
一方、カルフール側も第一審の株式の移動凍結命令のために生じた損失の賠償を求める訴訟を高裁に起こす方針だ。カルフールは当初、マレーシア事業の売却を計画していたが、株式移動禁止のために中止を余儀なくされていたと主張している。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月8日)
http://www.malaysia-navi.jp/news/110208061335.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イースター島先住民を強制退去、土地所有権めぐる争いでチリ当局

2011-02-08 | 先住民族関連
AFP 2011年02月07日 17:15 発信地:サンティアゴ/チリ

 南米チリ領のイースター島(Easter Island)警察は6日、6か月にわたって他人の所有地を不法占拠していたとして、先住民17人を強制退去させた。先住民らは、不法に奪われた所有地にホテルを建設されたと抗議しており、この問題は国際的な注目を集めている。
 問題となっているのはハンガロア・エコビレッジ&スパ(Hangaroa Eco Village and Spa)の建設された土地。先住民らは、土地を不法に奪われ、チリの有力一家、シエス(Schiess)家に売られたと抗議している。
 前年12月にも警官らが強制退去を執行、20人が負傷する騒動となり、毎年5万人の観光客が訪れるリゾート地に動揺が起きていた。
 イースター島の先住民ラパヌイ(Rapa Nui)は、有名な石像「モアイ像」を建造した人びとで、現在はおよそ4000人が同島で暮らしている。
 先住民の1人、Marisol Hitoさんは1970年にチリ政府に所有地を20年の期限で貸したはずだったのに、1995年にシエス家に売られてしまっていたと語る。
 ハンガロア側は、ウェブサイトで「ラパヌイの人びとにも門戸を開いている。美術館やショップ、映画館やイベントルームを訪問するよう呼びかけ、一緒に働かないかと誘っている。他にも、訪問客と地元住民が交流できる場所も設置した」と説明している。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2784694/6784042?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セミナー「メタル資源開発の闇~企業のサプライチェーンの最上流」

2011-02-08 | 先住民族関連
京都民報web2011年2月8日

開催日:2011年3月 3日(木)

 3月3日(木)14時~16時、京都府庁旧本館2F正庁(京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町。地下鉄烏丸線「丸太町」より徒歩約10分)。

 現在、私たちの生活に不可欠な携帯電話やパソコンには様々なメタル資源が必要です。そのメタル資源採掘のために深刻化している様々な問題、環境汚染や地域紛争、先住民の強制移住や児童労働といった人権問題等を考えます。
 企業の社会的責任(CSR)が問われている中、製造原料のメタル資源のサプライチェーンの最上流で起こっている諸問題について、企業やNPO、府民等を対象に、現場での取材を基に報告。
 講師=谷口正次(資源・環境ジャーナリスト)。

 無料。
 定員100人(先着順)。
 「氏名、所属(企業・団体)、住所、電話番号(FAX番号)」を明記のうえ、FAX075・414・4230またはfuminryoku@pref.kyoto.lg.jpで申し込み。2月28日(月)締切。※定員オーバーの場合のみ連絡あり

 問い合わせTEL075・414・4210(京都府府民生活部府民力推進課)。
谷口正次 たにぐち・まさつぐ
 1938年東京都生まれ。60年九州工業大学鉱山工学科卒業。同年、小野田セメント株式会社入社。87年資源事業部長。93年常務取締役就任。98年太平洋セメント株式会社専務取締役。資源事業部・環境事業部・中央研究所他担当。国際日本文化研究センター共同研究員。NPO法人ものづくり生命文明機構理事。サステナビリティ日本フォーラム理事 ほか。著書『メタル・ウォーズ』(東洋経済新報社)で日経BizTech図書賞受賞。主な著書に『メタル・ストラテジー』(東洋経済新報社)、『次に不足するのは銅だ』(アスキー新書)などがある。
※内容は変更される場合がありますので、詳細については主催団体に直接お問い合わせください。
http://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2011/03/03/post_3239.php

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊世代に託した祈り

2011-02-08 | アイヌ民族関連
(2011年2月8日 読売新聞)

長編小説『葦舟、飛んだ』の津島佑子さん
 「人間はもっと柔らかく、ふてぶてしく生きられると思う」=栗原怜里撮影 作家の津島佑子さん(63)の長編小説『葦舟、飛んだ』(毎日新聞社)は、団塊世代の男女が織り成す群像劇だ。60代に差し掛かり、社会の第一線を退き始めた彼らは、今も社会に影を落とす戦争について改めて考え始める。(待田晋哉)
 オレンジ色の満月が浮かぶ夏の夜。スズメバチに刺された達夫の妻が急死し、通夜が行われた。
 二人は小学校の同級生で、クラスメートたちも訪れる。坊ちゃん刈りの男児や丸顔の少女は、離婚や介護、フリーターの息子との同居など様々な事情を持つ「アラ還」(アラウンド還暦)になった。淋(さみ)しさを埋めるように彼らは、電子メールのやり取りを始める。
 「達夫たちは私とほぼ同年齢。この世代は若い頃、セックス・レボリューション、家族解体とか言ってきました。従来の家族とは違う形で60代を迎える人も多い。その現実の中で、人々が緩くつながってゆく世界を書きたかった」
 メールはやがて彼らの子供たちを巻き込み、過去と現在の戦争の話へと移っていく。終戦後に難民と化した中国・大連の日本人のこと。今も紛争の絶えないアラブ世界とイスラエルについて――。
 「戦後生まれの私は、兵隊帰りの先生が身近にいたけど、戦争の実態は知りません。その影だけが落ちる社会に育った。だけど今こそ、戦争について考える必要がある。人と人が殺し合う。性的暴力により赤ちゃんが生まれる。人間の根本的なところに立ち返って考えないと、社会がおかしな方向に進んでいるような気がします」
 会社をやめて貸しギャラリーを開いたり、幼なじみに「予測のつかない感情」を抱いたり。小さな生活に追われながら、戦争や社会の矛盾と向き合うことを忘れない中年男女の姿には、しなやかさを失いがちな現代人に対する作家の切実な祈りが込められている。
 津島さんは大学時代に執筆を始め、文学を通じて生の自由を追求してきた。「父を知らず、完璧な母子家庭に育った。日本の従来の家族観には違和感があります」。初期の『光の領分』『山を走る女』(講談社文芸文庫)など、作品には「夫婦」「家族」の鋳型にはまらない女性が多く登場する。
 書き言葉の世界を超え、人間の心の奥に直接訴えるようなアイヌのユーカラをはじめ「語りの文学」に対する関心も強い。昨年12月には、キルギスの口承叙事詩「マナス」を聞くため中央アジアを旅し、人々の生活や自然に浸った体験を小説としてつづった『黄金の夢の歌』(講談社)を出版した。
 「知的障害を抱えた兄と12歳まで過ごしたことは大きかった。子供のころ2人で、町をいつも一緒にうろうろしていました。風に吹かれる心地よさを彼は、言葉では表現しません。でも歩くときの足音や雰囲気で伝わる。頭で考えるだけでなく、感じることを大切にする気持ちが私にはあります」
 経歴、作品ともに現代を代表する文学者だ。しかし昨年12月、日中韓の文学者が集まって北九州市で開かれた「東アジア文学フォーラム」で、こんな発言をした。
 <私は作家であることを疑っている>
 「作家は、身分が保証された存在ではない。書けなくなる日が来るかもしれない。一応プロでも、どこかアマチュアです。それに定番のお菓子を作るだけの老舗にはなりたくない。人間にとって物語とは何か。実験性を持ち、文学の意味や可能性を探り続けたい」
 草原を駆けるように、真っすぐ惑って、言葉を紡いでいる。
 ◇つしま・ゆうこ 1947年、父津島修治(太宰治)、母美知子の次女に生まれる。79年『光の領分』で第1回野間文芸新人賞を受賞。『黙市』『寵児』『火の山――山猿記』(谷崎潤一郎賞)など著書多数。読売文学賞の選考委員も務める。

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20110208-OYT8T00291.htm?from=navlk

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本が封じ込められた1畳の書斎 東京・京橋で展覧会

2011-02-08 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2011年2月8日10時18分

 「立って半畳、寝て一畳」の言い回し通り、たった1畳のとある書斎を紹介する展覧会が、19日まで東京・京橋のINAXギャラリー1で開かれている(11、13日休み)。「幕末の探検家 松浦武四郎と一畳敷」展だ。同名の本もINAX出版から出ている。
 武四郎は6度の蝦夷地(北海道)探検をもとに、地形や地名が詳細な地図やアイヌ民族の習俗などを記した野帳を残した。
 晩年、東京・神田の自宅敷地内に建てた書斎が「一畳敷」。狭さだけでも驚きだが、柱や天井板などに宮城県から宮崎県まで各地から集めた約90もの古材を使ったという。それも、伊勢神宮の式年遷宮の際に出たものなど由緒あるものばかりだ。
 移築されて今は東京都三鷹市の国際基督教大の敷地内にある。公開は年に数日で、展覧会には写真パネルを使った実物大模型が登場。中に入ると、想像以上に左右からの圧迫感が強い。その狭さに、日本全体が封じ込められているという不思議。
 空間は小さく思いは広く。夢想育む、最高の書斎にして最高の隠れ家に違いない。(編集委員・大西若人)
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201102080073.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅家利和さん飯塚で講演、取り調べ可視化訴え

2011-02-08 | アイヌ民族関連
(2011年2月8日 読売新聞)

 足利事件の再審で無罪が確定した菅家利和さん(64)が6日、飯塚市鹿毛馬のサンシャインかいたで講演。犯罪捜査の取り調べ時の録音・録画(可視化)について、「任意同行の段階から可視化しなければ冤罪(えんざい)はなくならない」と強調した。
 講演会は解放同盟飯塚市協議会などが主催した。事件の概要や当時の報道内容、公判の状況などが説明された後、菅家さんが登壇。警察から厳しい取り調べを受け、耐えきれずに「私がやりましたと言ってしまった。言わなければ、もっとひどい目に遭っていたはず」と振り返った。「事件が解決しなければ、(逮捕から釈放までの)17年半が無駄になるし、被害者も浮かばれない。一日も早く真犯人を捕まえてほしい」と訴えた。
 講演会では、嘉麻市の嘉穂隣保館長の橋垣秀則さん(56)も、アイヌ民族の人権問題について話した。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20110208-OYS1T00239.htm

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする