(jiji.com 2011.2.16)
必ず会える恋するツル
オジロワシと餌を奪い合うタンチョウヅル【時事ドットコム】
本州とはスケールが違う北海道の大地には、厳しい冬の寒さの中でなければ味わえない魅力も多い。北海道東部、釧路湿原にすむ野生のタンチョウヅルに必ず会えるのも、餌付けされる冬だけだ。特別天然記念物のツルの魅力を中心に、ウインタースポーツとアイヌ文化を体験できる阿寒湖、炭鉱など産業施設の見学や新鮮な魚が売り物の釧路市とその周辺を紹介したい。(時事通信社デジタルメディア事業本部・加藤雅之)
冬はタンチョウヅルにとって恋の季節。2月頃から優美な求愛ダンスと、独特な鳴き声を披露してくれる。ツルは一度、雄と雌がペアになると生涯添い遂げるといい、ダンスはお互いの愛を確かめるための儀式のようだ。女性客からは「ツルって偉いわね」という声も聞こえてきた。
野生のタンチョウヅルを簡単に見たいなら鶴居村の「鶴見台」に行ってみよう。釧路市街から車で30分、国道53号沿いにあり分かりやすい。百羽前後の白鳥が餌をついばんでいる。もうすこし北に上った鶴居村役場の近くには「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」がある。こちらは、静かにじっくり観察したい人にお薦めだ。
本格的な写真を撮りたい向きには「阿寒国際ツルセンター」がいい。大人400円の入館料が必要だが、オジロワシがツルとエサの魚、ウグイを奪い合う「世界でもここだけ」の瞬間を狙い、世界各国からカメラマンがやってくる。
季節を問わず飼育されているタンチョウが見られるのが「釧路市動物園」。市内から30分弱、路線バスもある。時には金網越しにかなり近寄って来るが、これは縄張りを守るための威嚇行動なので注意。つるはし(ツルのくちばし)で突かれることもあるそうだ。
次は>> 世界一美しいタンチョウ
http://www.jiji.com/jc/v4?id=kushiro0001&j4
必ず会える恋するツル
オジロワシと餌を奪い合うタンチョウヅル【時事ドットコム】
本州とはスケールが違う北海道の大地には、厳しい冬の寒さの中でなければ味わえない魅力も多い。北海道東部、釧路湿原にすむ野生のタンチョウヅルに必ず会えるのも、餌付けされる冬だけだ。特別天然記念物のツルの魅力を中心に、ウインタースポーツとアイヌ文化を体験できる阿寒湖、炭鉱など産業施設の見学や新鮮な魚が売り物の釧路市とその周辺を紹介したい。(時事通信社デジタルメディア事業本部・加藤雅之)
冬はタンチョウヅルにとって恋の季節。2月頃から優美な求愛ダンスと、独特な鳴き声を披露してくれる。ツルは一度、雄と雌がペアになると生涯添い遂げるといい、ダンスはお互いの愛を確かめるための儀式のようだ。女性客からは「ツルって偉いわね」という声も聞こえてきた。
野生のタンチョウヅルを簡単に見たいなら鶴居村の「鶴見台」に行ってみよう。釧路市街から車で30分、国道53号沿いにあり分かりやすい。百羽前後の白鳥が餌をついばんでいる。もうすこし北に上った鶴居村役場の近くには「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」がある。こちらは、静かにじっくり観察したい人にお薦めだ。
本格的な写真を撮りたい向きには「阿寒国際ツルセンター」がいい。大人400円の入館料が必要だが、オジロワシがツルとエサの魚、ウグイを奪い合う「世界でもここだけ」の瞬間を狙い、世界各国からカメラマンがやってくる。
季節を問わず飼育されているタンチョウが見られるのが「釧路市動物園」。市内から30分弱、路線バスもある。時には金網越しにかなり近寄って来るが、これは縄張りを守るための威嚇行動なので注意。つるはし(ツルのくちばし)で突かれることもあるそうだ。
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