赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『ヨーコさんの”言葉”』 佐野洋子

2015-08-13 08:18:01 | その他
マンガ『ちはやふる』の新刊がでたというので、本屋へ。映画のキャストが発表されてました。主人公ちはやが広瀬すず! ナイス配役です。男性陣は、イケメンですが知りません。どんな映画になるのでしょう。

ところで、その本屋で、『ヨーコさんの”言葉”』という黄色い表紙の本にひきつけられました。カラーの絵に文章がついていて、気楽に読める大人の絵本のような感じの本。
絵は佐野さんかと思いきや、ちがう人です。でもこの北村裕花さん、大変うまいです。きっと、これからたくさんのお仕事をされるでしょう。
この本、立ち読みでも読めそうだったのですが、衝動買いしてしまいました。たまに衝動買いする本があります。

内容も気楽に読めて、哲学があり、大人の絵本でした。こういう感性、好きだな~~って思います。けど、人の顔色をみてしまう所があるわたしは、なかなか佐野洋子さんのように、自分は自分の好きなようにしたい!と、突き通せません。だから、よけいにあこがれるのかもしれないですよね。

今回、「百万回生きた猫」トリビュート作品集もでていました。その名も『100万分の一回のねこ』そうそうたる作家陣で、こちらも読みたくなりました。


その佐野洋子さん、神奈川近代文学館で展覧会が催されています。鎌倉文学館ではなんと斉藤洋展も。
世田谷文学館は宮西達也さんと、今年の夏は、こどもの本がたくさん取り上げられています。
うーん。どれも行きたい。行ったついでに横浜をふらふらしたり、鎌倉をふらふらしたりできたら、楽しいのにな。そういうふらふらする時間って、わたしにとってはすごーーく大事。そういう時に、行き詰まっていた作品の突破口が見えたり、新しいアイディアがポンと産まれてきたりします。だから、あえて、ひとりでふらふらってしていたい。

でも、これ、他人からみると、ただたんになまけているように見えてしまうようです。それか、ひとりで、淋しいでしょうとか。
けど、わたし、みんなでわいわいも大好きですが、ひとりでふらふらもかかせません。家族のことなどかかえていると、つい忙しくなりがち。心も体も、ふらふらできなくなります。でも、もっと自由にふらふらしてみようかって、佐野洋子の言葉を読んで思いました。

子どもは、とらわれずに、ふらふらしてるもんね。心も体も!