赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『我らがパラダイス』林真理子

2017-04-20 09:07:10 | その他
ぐだぐだした一週間をすごしました。
とても大事な友人が天国にいってしまったのです。年も近く、なんでも話してきた人です。そんなことがあり、ぼんやり。注意力がとても欠ける昨今です。国分寺を歩くと、その友だちといっしょに話したお店がたくさんあって、いろんなことを思いだします。あのカフェ、あのイタリアン。とくにかよいつめたRのお店には、もう行けないかもしれません。

けど、そんなこともいって立ち止まってばかりもいけません。友人も喜ばないでしょう。
今日は会報部。お花見もあります。大いに楽しもうと思います。
みなさん、よろしく

さて、『我らがパラダイス』の書評を書きました。林真理子の介護について書いた大作です。
わたしは自分の親の介護であたふたしたところがずっと続いています。介護施設の対応に腹がたつことも。
(向こうは向こうであるでしょうが)それで、この本を読みました。

林真理子さん、作家として肝が据わっているなっと感じました。児童書と一般書との違いもあるでしょうが、ここまで書くのかって感じです。でも、それがクライマックスまでいくと、一掃されて痛快になってくるんですね。介護をしんみりさせないで、痛快に書くって、林真理子くらいかなっと思いました。