赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

マンガ『重版出来』9

2017-06-21 07:55:58 | その他
このごころ、ずっと義父の病院や施設探しをしていました。でも、それがやっと良い方向にいきだしたので、今、ほっとしています。ホント、今の病院事情、介護施設事情、大変です。(>_<)けど、いいところが見つかってよかった。

さて、ひさびさマンガをよみました。

業界マンガです。新人編集者、こころの奮闘記。春にでた9巻

中田伯がとうとうデビューしましたが、まだまだいろんなドラマがありそう。
デビューが決まって出て行ったアシスタントたちに、ベテランの三蔵山先生がつぶやきます。
「かわいい我が子を千尋の谷に落とすような気持ちだよ」と。

わたしが今回、とくに気にいったのは、66ページ。アシスタントでいいって、一度は思った作家が、「自分しかかけない漫画がきっとある」と思い直したところ。

また、作家と作家が近づきすぎるのは、要注意だ。ガラスとガラスをぶつけるようなものだから。など、編集社ならではの言葉がつまっています。

漫画の編集、ほんとうにこんなに熱いのかな。
うーん。売れている人にとっては・・・・・・かもしれません。けど、わたしはとても励まされました。
そういうことで、重版出来、10巻、待ち遠しいです。

他にひさびさ、松本大洋のピンポンを読み直したりもしました。どうしてでしょう。この頃、漫画のほうが夢中になれる。これから、本は漫画に凌駕される??? いやいや・・・。